ワインについて
ワイナリーについて
現当主ジュゼッペ氏は2003年にワイナリーを引き継ぎ、一族の財産である伝統を尊重しながらも革新的に厳しい基準をクリアした有機農法を取り入れ、古いものと新しいものの調和をはかりながら新しい時代に突入した。 ワイン造りは良き友人でもあるフランク・コーネリッセンの影響を受けつつも、ミクロクリマの研究、畑ごとの醸造などに拘り、独自のスタイルを追求している。 畑はエトナ火山の北斜面標高約650mから780mの間に25haほどを所有し、15haの葡萄畑のほかオリーヴ、ヘーゼルナッツなどを栽培。 樹齢は50年から100年を越えるものまであり、収量は1ヘクタールあたり35キンタルと超低収量。(これは頻繁な摘果と収穫時の選果による結果である) 古い畑では葡萄樹の仕立てはアルベレッロというエトナの伝統的な株仕立てをそのまま引き継いでいる。
世界的にも大注目のワイン産地であるエトナ。中でもジローラモルッソは非常に評価の高い造り手です。
エトナ ロッソ ア リーナ
94%ネレッロ・マスカレーゼ、4%ネレッロ・カプッチョ。色々な畑のアッサンブラージュだが主にサン・ロレンツォ、フェウド、カルデララ・ソッターナの葡萄を使用。収穫後、ステンレスタンク畑毎に分けて発酵。マセラシオンは10~12日間。野性酵母のみで温度管理もしない。清澄、フィルターもなしで、1度移し替えをし、古いバリックで1年熟成。