ブラッチャレーゼのうちの 2 人、リヴィオとエリアにリヴィオの弟が加わり3人で 2019 年 に始めたシドレリア。 3人が生まれ育ったコッリーネ・サルッツェージはイタリアでも有数のりんごの産地。その 大半は世界中のスーパーマケットで販売されているが、産地とのつながりは失われてしま う。産地の近くでシードルを作ることで、産地とのつながりを再構築したいと考えた。RV (ランデブー)プロジェクトは有機りんごをベースに、地元で取れる果物を瓶詰め時に加え、 さまざまなシードルを生産している。ラベルのデザインすべては、かつてトリノでデザイン の仕事をしていたエリアによるもの。エツィオ・チェルッティとコラボレーションのシード ルもつくっている。
ワインについて
エノテカオグラワインセット
美味しいシードル見つけたのでご紹介します!
白はエノオグ定番のフリウラーノ。
ロゼは綺麗なサンジョヴェーゼでいわゆる薄旨系です。
自宅でイタリア料理を作ってイタリアワインを飲んで二日酔い?になりましょう!
セットなので価格もお求めやすく、さらに送料無料です。(一部地域除く)
No.1【シードル】ランデブー・シードル・ペット・ナット
/シドレリア・クラヴェーリ & ランベルティ
ヴィンテージ:2021 価格4,180円 産地:ピエモンテ州 品種:りんご 輸入元:TAWA
【どんなワイン?】
このシードルは、モスカートの革新的造り手エツィオ・チェルッティとシドレリア C&L の 出会いから生まれた。 コッリーネ・サルッツェージのりんごとエツィオ・チェルッティの造るモスカートのハイブ リッド。有機リンゴをステンレスタンクで醸造し瓶詰め時にモスカートのマストを加えて 瓶内二次発酵。亜硫酸塩無添加。自然発酵。ドライで危険なほど飲みやすいペットナット。 花やりんごの香りにモスカートがほのかに香る。SO2 完全無添加。Alc.6.5%。
【どんな造り手?】
No.2【白】フリウラーノ/ピエールパオロ ペコラーリ
ヴィンテージ:2022年 価格2,860円 産地:フリウリ ヴェネツィア ジューリア州 品種:フリウラーノ100% 輸入元:ヴィナイオータ
【どんなワイン?】
砂状石灰質のサン ロレンツォ イゾンティーノのエリアで収穫された平均樹齢15年のフリウラーノを使用。醗酵温度が上がり過ぎない状態でステンレスタンクにて醗酵。澱とともに7か月間醗酵の続きと熟成、毎週バトナージュを行ってボトリングされるスタンダードラインの白。
【どんな造り手?】
フリウリ=ヴェネツィア ジュリア州、ゴリツィアの西8km、サンロレンツォ イゾンティーノで、現当主アレッサンドロの父ピエールパオロが祖父から引き継ぐ形で1970年に始められたワイナリー。1970年初頭は、フリウリの白ワインが世界で注目を集めはじめ、フレッシュ&フルーティーかつ、それまでにないフリウリ独自の個性を持った高品質なワインが生まれたタイミングでもあります。
ワイナリーには祖父が植えたレフォスコやマルヴァジーアの地品種に加え、1980年代からシャルドネやソーヴィニョン ブラン、メルローといった国際品種も植え、30ヘクタールの広さの畑で創業当初から有機栽培を実践しています。有機堆肥の使用は極少量のみですが、環境に配慮し自分たちで完熟させてから使用。ピエールパオロは、ラディコンのスタンコやカステッラーダのニーコと同じ時代に醸造学校で学んでおり、2人から見ると「自分たちと違って、かなり優秀な生徒だった」そうです。
現在は息子アレッサンドロと妻クリツィアにワイナリーは引き継がれ、樹齢の若いブドウから収穫されフレッシュなワインとして仕上げられた「クラシックシリーズ」、クリュ名付きで木樽を使って熟成を行う「クリュシリーズ」、高樹齢のブドウから造られる熟成期間を十分にとったワイン「セレクションシリーズ」と3つのラインから年間約20万本のワインを生産しています。
No.3【ロゼ】ノーブレ・カラ/ フィーコモンタニーノ
ヴィンテージ:2021年 価格3,850円 産地:トスカーナ州 品種:サンジョヴェーゼ100% 輸入元:37ワインズ
【どんなワイン?】
ザクロやアメリカンチェリー、ソルダムのニュアンス。赤い花の香り。ピュアなエキス感があり、黒ぶどうのジュースの上澄みのような旨味、スッと体に染み渡る余韻が心地よい。
【どんな造り手?】
フィーコモンタニーノは南トスカーナ、ラツィオ州とウンブリア州の州境、シエナ県のキウージの小さな蔵元。キウージはキアーナ渓谷南方の山(同渓谷が海だった先史時代は島だった)の上、3州の地理的条件が重なった場所に位置し、古代はエトゥルスキ人やローマ人らの異なる文化の影響、中世ルネサンス時代はトスカーナ大公国と教皇領の伝統の影響を受けており、これらの影響は農業においても色濃く見られ、地元の農夫の協力の下同蔵元の農業やワイン造りにも反映されている。1960年代、同蔵元を営むマリア・ソーレ・ジャネッリ氏の祖父が購入、当初はオリーブ栽培や馬の飼育を行っていた。ある日祖父が高台部分にかつてのぶどうの台木を見つけ、閃いた彼はその数年後11ヘクタールの畑にぶどうを植えて栽培を始め、後に父アレッサンドロがこれを受け継いだ。マリア・ソーレはポレンツォ(ピエモンテ州クーネオ県)にあるスローフード大学でガストロノミックサイエンスを学んだ後、その経験をワイン造りに生かすことを決意。伝統を重んじつつも福岡正信とシュタイナーに触発され、他の農作物と動物と共存するナチュラルな植物相下でのブドウ栽培を始めた。醸造においては、ブドウの個性を重視、人為的な介入を極力行わない様努めている。地域の伝統継承を重要視する彼女は、サンジョヴェーゼを中心に、トラジメーノ湖周辺に見られるヴェルデッロ、チリエジョーロ、ガメイといった地場品種の栽培も行っている。