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【第19弾25セット】Youtubeライブ¥20000ワインセット 白ワインのみ3種6本

【第19弾25セット】Youtubeライブ¥20000ワインセット 白ワインのみ3種6本

通常価格 ¥20,000
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ワインについて

エノテカオグラワインセット第19弾!

白ワインが3種2本ずつ入った白ワイン好きのためのワインセットです。こちらは仕入れの量に限りがあり25セットのみです。

6月10日のYoutubeライブで選定したワインをお届けします。

ライブのアーカイブこちらから

https://www.youtube.com/live/0XUaC0P8Sls?feature=share

自宅でイタリア料理を作ってイタリアワインを飲んで二日酔い?になりましょう!

セットなので価格もお求めやすく、さらに送料無料です。(一部地域除く)

No.1 【白】リボッラ ジャッラ / イ クリヴィ

ヴィンテージ:2021 産地:フリウリ ヴェネツィア ジューリア州 品種:リボッラ ジャッラ 輸入元:テラヴェール 価格:¥3520

【どんな造り手?】

マロラクティック発酵なしで樹齢80年の古樹を表現

『マセラシオンしない』、『マロラクティック発酵しない』、『野生酵母のみでの発酵』、『清澄しない』。高樹齢の樹のエッセンスをできる限り素直に表現する。

荒廃した畑を復活させる

『20年前、この地のワイン文化は失われていた。土地の味のするワインの復活を夢見て葡萄畑を探した。そして荒廃した葡萄畑を見つけた』

「イ・クリヴィ」当主「フェルディナンド・ザヌッソ」はアフリカ放浪から戻った90年代初め、フリウリの伝統的ワインの復活を夢見て葡萄畑を取得。当時、「コッリ・オリエンタリ・フリウリ」地区は工業生産型ワインが主流で伝統的なワインは皆無。 「フェルディナンド」は偶然見つけた樹齢 60~80 年 という古い畑を購入した。

『葡萄畑は荒廃していたが、幸運なことに農薬で痛めつけられていた訳ではなかったので葡萄樹に生命は宿っていた』

古い樹を活かし、マルゴッタで種を保存。少しずつ葡萄樹を増やしていった。この古い畑には色々な種のクローンが混在していた。工業的モノ・クローンで はなかった。

『土壌、気候、伝統が邪魔されずにワインに現れるように補助をするだけで良い。本来備わっている資 質以上に引き上げようとしてはいけない』

畑は「コッリ・オリエンターリ・デル・フリウリ」の「グラモリャーノ」丘陵に4ha。隣接する「コッリオ」の「クアリン」丘陵に8ha所有。 畑の中に家があり、住んでいるので化学的な薬品や化学肥料は使わない。葡萄樹の病気には全て手作 業で対処する。銅と硫黄のみ使用。

『ワイン造りは正直であり続けることが重要。ワインは歴史と真実を語ってくれるもの』

彼等は有機栽培だけでなく「バイオディヴァシティ」(生物多様性)の考え方で、周囲の自然環境との共存を目指している。

モスト・ディ・フィオーレだけ

理想のワイン造りは葡萄に語らせること。葡萄果汁 をできるだけシンプルにワインに変えていく。他の要素を全て排除することが重要。

『野生酵母のみで発酵。マセラシオンはしない。マロ ラクティック発酵もしない。清澄もしない。ワインに 搾りたての葡萄の香があることが理想』

マセラシオンは全くしない。葡萄は葡萄の重みでつ ぶれていく。機械を使わず軽く手でプレス。

『葡萄から出てくる最初の果汁は濁りがなく、圧倒 的に香が強い。このモスト・ディ・フィオーレだけで繊 細な葡萄そのものの香を得る』

果皮や種子の要素が出ていない果汁のピュアさが 「モスト・ディ・フィオーレ」にはある。 この繊細な香や味わいを隠さない為にマロラクティッ クもマセラシオンも行わない。香を閉ざしてしまう亜 硫酸も醸造時は無添加。ピュアさを追求する。

『マロラクティック発酵によって色々な味の要素が 産まれるが、果実そのものの表現は弱くなる。マセ ラシオンも同じで果皮や種の要素を抽出すれば果 汁の繊細さは隠れてしまう』

樹齢80年のフリウラーノ

醸造以上に重視しているのが樹齢。

『若樹は自分を理解できてない。未熟。樹齢の高まりと共に葡萄樹は土地を理解する。収量は落ちる が、葡萄のエッセンスは強くなっていく』

シンプルな醸造を採用しているので若い樹の水分量の多い葡萄ではワインとして成り立たない。古い樹は房数も少なく、水分量も少ない。その凝縮 したエッセンスをワインにする。 一番若い「リボッラ・ジャッラ」でも樹齢 30 年以上。 ベースの「フリウラーノ」「ヴェルドゥッツォ」「マルヴァ ジア」でも樹齢 60~80 年という樹齢の高さ。 更に、クリュの「ガレア」の樹齢も 60 年以上。コッリオ のクリュ「ブラッツァン」に植えられている「フリウラー ノ」と「マルヴァジア・イストリアーナ」の樹齢は 80 年を 超えている。

『フリウリはマセラシオン白ワインの産地ではない。 一番搾りの果汁だけで十分に葡萄そのものの味を楽しめることを証明していく』

 

【どんなワイン?】

イ クリーヴィのワインの味わいに絞って要約します!(小松)

マセラシオンなし→ブドウの果汁だけで発酵しているのピュアでシンプルな味わい(オレンジワインの逆の製法)

マロラクティック発酵なし→シャープな酸が楽しめる

リボッラ ジャッラはその特徴がよく出ています。

始新世の土壌でマールが主体で砂岩が混じる。樹齢30年。10月初めに収穫。種子付近や果皮付近の硬い果肉部分ではなく、香の強い軟らかい部分のモストだけを採取。一晩落ち着かせて、上澄みだけをステンレスタンクに移し、発酵。低温に保ち、マロラクティックをせずに6ヶ月間シュール・リーの後、ボトリング。

 

No.2 【白】ヴェルディッキオ ディ マテリカ / ラ モナチェスカ

ヴィンテージ:2020 産地:マルケ州 品種:ヴェルディッキオ 輸入元:テラヴェール 価格:¥2750

【どんな造り手?】

元塩田の畑『ヴェルディッキオ・マテリカ』

イタリア白地品種の中で最も長熟な品種と言われるヴェルディッキオ。その中でも内陸性気候のマテリカのミネラル、 酸度は非常に高く、熟成ポテンシャルも非常に高い。

山のヴェルディッキオ

ロンバルディア出身のベネディクト派の僧侶が旅の途 中、マテリカの町の郊外の丘の上に教会を建て、そこを「モナチェスカ」地区と名付けた。 1966 年「カシミーノ・チフォラ」がこの丘を買取り、丘 の斜面に葡萄を植樹。醸造所を建設した。地名をと って名前は「ラ・モナチェスカ」とした。

『マテリカの歴史はカステリ・ディ・イエジより古い。交通の便が悪いので長い間流通できなかった』

初ヴィンテージは 1973 年。1982 年には現当主「アルド」が参加し、醸造面を大きく改善した。彼の参加 によってワイン造りは一気に質に向かう。

『マテリカは内陸で標高が高いので冷涼ながら日照 量は多く、乾燥している。土壌のミネラルも多いので 長期熟成向きのワインを造りたかった』

当時、無名だった「マテリカ」。既に人気の産地となっ ていた「カステリ・ディ・イエジ」との違いを活かし、「マテリカ」の個性を追求していった。 アドリア海から海洋性気候の影響を大きく受ける「カ ステリ・ディ・イエジ」に比べ、60km 内陸に入った「マテリカ」は山に囲まれ内陸性の気候。

『マテリカの標高は 400~500m。冷涼で乾燥してい る。湿気を含んだ海風は山に遮断されて届かない。 カステリ・ディ・イエジは標高 250m。全く違う』

優れた産地ながら規模が小さく山に囲まれていて物 流条件が悪いことがマテリカの普及を妨げた。

元塩田だった畑のミネラル

『元々塩田だった場所。表土は灰色がかった粘土質 だがマンガンを多く含む層が厚く存在する』

シャブリのヨード感にも似ている独特のミネラル、塩っ 気は土壌のミネラルに由来する。「カステリ・ディ・イエジ」には無い「マテリカ」だけの個性。

『平均樹齢は35 年。高樹齢から密度の濃さ。土壌 から味わいの多重性。南斜面から強い果実感。そして、昼夜の温度差から高い酸度を得ている』

アルプス山脈の麓シッビリーニ山と丘に囲まれ、コロ シアム状になっているので日中の気温は高い。 夜間はアルプスからの風で葡萄畑は一気に冷やさ れる。夏場でも気温差は 20 度を超える。 ヴェルディッキオにとって最高の条件。彼等は「マテリカ」の塩分を感じさせる程のミネラルと高い酸度を活かしたワインを造り続けている。

【どんなワイン?】

ナチュラルワインの味わいが全面に出ている癒しのワインも好きですが、キリッとしたミネラル感、厳格な味わいのヴェルディッキオ ディ マテリカも好きです!(小松)

モナチェスカの丘、北・南斜面の葡萄を使用。樹齢30年(一部10年)収穫は10月初旬。南斜面で果実。北斜面で酸度を確保する。ダイレクトプレス。酸化防止剤無添加でステンレスタンク内で醗酵。20度以下にキープしながら20日間程度の長い醗酵。ヴェルディッキオらしい密度感と旨味にマテリカらしい引き締まったミネラル感が余韻を伸ばします。

No.3 【白】シャルドネ / ムレチニック

ヴィンテージ:2015 産地:スロヴェニア 品種: シャルドネ 輸入元:ヴィナイオータ 価格:¥6160

【どんな造り手?】

あれー、イタリアワインでないようだけど、コンセプト、ブレましたか?と聞かれると困ります。スロヴェニアは北イタリアの国境。このワイナリーから数キロでイタリアです。「美味しかったから許してください」(小松)

フリウリ ヴェネツィア ジューリア州東端の街ゴリツィアから東に10km、第二次世界大戦後に旧イタリア領であったゴリツィアの一部がユーゴスラビアへ割譲されたことから生まれたノヴァ ゴリツィア(新しいゴリツィア)特別市の小さな村ドルンベルクで1820年頃からブドウ栽培とワイン醸造を行っていたムレチニック家。ヴァルテルの祖父アンゲルと祖母アナは古い農場を売却し、1920年、ブコヴィーカに1600年代に建てられた家と畑がついた土地を購入しました。

1986年にヴァルテルへと代替わりし、1989年に生産量の半分を瓶詰めするところから自家瓶詰めをスタート。1990年には全生産量を自社でボトリングすることに。1993年にヨスコ グラヴネルと出会い彼のワイン哲学に刺激を受けると同時に、ラディコンやカステッラーダ、ビアンカーラといった造り手たちと多くの時間を過ごしていく中で自らの目指す道を確かなものにしていきました。

現在は息子クレメンと一緒に計9ヘクタールの畑でシャルドネ、レブラ(リボッラ ジャッラ)、ソーヴィニオナス(フリウラーノ)、マルヴァジーア イストリアーナ、ピネラ、メルローを栽培し、年間約12,000本のワインを生産。

ひと株ごとの収量の制限、野生酵母による醗酵、温度管理・空気調節や清澄作業を行わずに醸造し、二酸化硫黄の使用も瓶詰め時にごく少量のみと、彼らの祖先が残した伝統と自然への最大限の敬意を持って、よりブドウそのものの個性やテロワールを反映した自然なワイン造りを目指しています。

【どんなワイン?】

決して派手ではないですが、じんわり向き合いたい1本。オレンジワイン好き、ラディコンとかグラヴネルとか好きな人に飲んで欲しいです。(小松)

1990年代に植えられたシャルドネ。プラスチック製の開放醗酵槽にて3~4日間のマセレーションとアルコール醗酵。その後、500~3000リットルの様々な大きさの木樽に移しアルコール醗酵の続きと熟成を約2年間行いボトリング。