ワインについて
【畑】
品種:ピノ・ネーロ100% 植樹:1990年代 位置:標高450-500m
土壌:変成岩(斑岩、花崗岩、片麻 岩)の豊富な表土の浅い土壌。
開放オーク桶で2週間マセレーション
【醸造】
新樽(15%~30%)を含む樽で14か 月熟成
【ワイン】
1960年代に、イニャツの叔父の代に、ピノ・ネーロの可能性を感じた栽培家たちが、この地域でのピノ・ネーロの栽培を始めた。現在は、地域全体 にピノ・ネーロの栽培は広がってい る。 繊細にして優美なスタイルで、ミネ ラリーな味わいが高いレベルで凝縮し た果実味と見事にバランスがとれている。
【イニャツ・ニードリストについて】
トレンティーノ県、アッビアーノ山周辺の標高450~600mの斜面で、徹底した低収穫を断行するワイナリー。自社瓶詰めは1989年に開始。のべ6haの自社畑に、ヴァイスブルグンダー(ピノ・ビアンコ)、ソーヴィニヨン、シャルドネ、ラグレインなどを栽培する。収量は、白品種で45~50hl/ha,樹齢40年以上の古木を含むラグレインのみ60hl/ha。当主イニャッツは温かな人柄の中に、ワインにかける厳しさを感じさせる「アルト・アディジェの最重要品種の一つ」と情熱を注ぐヴァイスブルグンダーは、メンドラ山塊の粘土石灰質砂礫土壌で6000~7000本/haの密植度。上級キュヴェのベルガーは、樹齢20年以上の区画のみ使用。リンゴの繊細なヒントを重視するため、発酵熟成ともステンレスタンクのみで、MLFなし。ミネラル感、凝縮感も卓越している。アルコール度数は通常14~14.5%。より偉大なピノ・ビアンコを目指し長年、優良な古木から挿し木を取って株栽培を続ける。