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2018 カルミニャーノ サンタ クリスティーナ イン ピッリ アンブラ

2018 カルミニャーノ サンタ クリスティーナ イン ピッリ アンブラ

通常価格 ¥3,190
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ワインについて

【どんなワイン?】

品種:サンジョヴェーゼ、カナイオーロネーロ、他

【どんな造り手?】

❖最小のDOCG❖

1975年に「キャンティ・モンタルバーノ」から切り離されて誕生したイタリア最小のDOCGカルミニャーノ。13世紀から高品質ワイン産地とされた歴史ある産地。1716年、コジモ3世によって収量や流通まで厳しく制限され、イタリア最初の生産地呼称に指定されます。世界で初めて法律で守られたワイン産地という事になります。
『イタリア最小のDOCG。造り手は10軒程度しか残っていない。フィレンツェやプラトーに近いので若者は都市に働きに出てしまい葡萄畑は減少していてる』
今や消滅の危機にあるカルミニャーノ。残っている造り手は他の産地の大手が多く、アンブラのような農家的造り手は少ない。※もう1つはバッケレートです。
『メディチ家のお陰で、イタリアで最も早くカベルネやシラーの栽培が始まったのがカルミニャーノ。僕等にとっては地品種。でも、サンジョヴェーゼが最も大切』
17世紀にはカテリーナ・メディチによってフランス品種が移植されます。当時のイタリアワインは粗悪で量を重視していましたが、カルミニャーノでは既に高品質化が始まっていたのです。
『この影響でカルミニャーノではフランス品種を10%以上ブレンドする事が定められている。サンジョヴェーゼ100%ではカルミニャーノを名乗る事はできない』
キャンティと同じく100%サンジョヴェーゼを認めるべきというベッペだが、協会は大手生産者が主導で、彼等は多くのフランス品種の畑を持っているのでプラスにならないので話は進みません。
『100%サンジョヴェーゼであればキャンティとのテロワールの違いを、より強く感じてもらえるはず。日本限定ですが、カルミニャーノのピュア・サンジョヴェーゼを造ってみよう』
という事でカルミニャーノのサンジョヴェーゼ100%で出来たトスカーナ・ロッソ・サンジョヴェーゼ・日本限定が誕生しました。葡萄はサンタ・クリスティーナ・イン・ピッリのものです。