ワインについて
【畑】
品種:モンテプルチアーノ60%、サンジョヴェーゼ40%
開放オーク桶で2週間マセレーション
【醸造】
温度管理されたスティールタンクで長期間の マセラシオンを行ったあと、部分的にフレン チオーク(新樽)で10ヶ月間熟成させる。
【ワイン】
柔らかくてフレッシュな、生き生きとした味わい。
【ボッカディガッビアについて】
ナポレオン直系の子孫、ルイージ・ジローラモ・ナポレオン・ボナパルト公が1950年まで所有していたワイナリー。19世紀初頭から、ナポレオン家の経営のもと、主にフランス品種が栽培されていた。ゆえ、現オーナーのエルヴィティオ・アレッサンドリも、モンテプルチアーノ、サンジョヴェーゼ、トレッビアーノなどと共に、ピノ・ブラン、ピノ・グリ、シャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨンなども栽培する。ワインは、有機栽培でもナチュラル・ワインでもないが上手な造りで、特に「ロッソ・ピチェーノ」は、派手な押しつけがましさや装飾が皆無。軽やかさと落ち着いた雰囲気があり、日々のイタリア料理にスッと寄り添う「大人のワイン」。2013年は、ラシーヌのキュヴェのみ瓶詰め時の亜硫酸添加なしでリリースされた。白の「ガルビ」も、フレッシュで早くから楽しめるが、熟成力も併せ持つ。ともにラシーヌ創業時から約20年、輸入を続ける定番・お気に入りワインである。