ワインについて
ワイナリーについて
トスカーナ州ボルゲリ地区の中心、最高の地域と言われているカスタニェート・カルドッチ地区に1999年設立したワイナリーです。
近くにはオルネライアがあります。オーナーであるミケーレ・シエンツァの家族で運営しています。
最新のテクニックと伝統を上手くミックスさせた上品で繊細なワインを造っています。
現在ワイナリーのすべての指揮を取っている息子のミケーレは、醸造家であり、生物学者でもあります。
物静かで丁寧な仕事をする彼のやさしい性格がワインにも表れています。彼にはフェデリコとジョヴァンニの二人の息子がいます。
ミケーレの父アッティリオは、現在ミラノ大学の教授で、葡萄栽培について教えています。イタリアワイン界ではかなり名の通った人物で、各地で講演を行っています。また多くのワイナリーの栽培及び醸造のコンサルティングを行っています。
ワインについて
スパイシーでこなれた樽熟ミディアム
ラベルの「bom ba ba ba」ボン・バ・バ・バとは戯曲「バッコ・イン・トスカーナ」(F.リディ作)の中で、トスカーナワインを飲んで陽気になったバッカスが叫んだ喜びの声です。
シラーは9月中旬に収穫。サンジョヴェーゼはその10日後に収穫。ソフトプレス、マセラシオンは2~3日間。発酵中は手作業でルモンタージュ。225Lのオーク古樽で細かい澱とともに6ヶ月熟成。週1回、手で攪拌。 ワインが落ち着いたら、数回移し変え。最後に、大きな樽に移しかえて1ヶ月ほど落ち着かせボトリング。 3ヶ月間ボトル内熟成。
●シラー50% サンジョヴェーゼ50%
ブラックベリー、プラム、鉄、ブラックオリーブ、ほのかに黒胡椒とシナモン、赤い花のような深みのある香り。
非常に良く熟した雰囲気で落ち着きがありながらも充実した香りを楽しめます。
シラーのコクがしっかりと強調されたジューシーな果実味。酸味とタンニンも甘い果実味と良いバランスを保っています。口に含んでからの熟した果実のような風味もたまりません。