ワインについて
ヴィンテージ:2020年 産地:ラツィオ州 品種: グレゲット主体、チリエジョーロ、コロリーノ、カナイオーロ 輸入元:エヴィーノ
【どんなワイン?】
樹齢30 年前後。
高樹齢の畑より収穫、果皮と共に3 週間、圧搾後栗の木の大樽にて12 か月熟成。
2020は乾燥によって収穫量が減ったものの、病気などの被害が少なく、醗酵も非常にスムーズできれいに仕上がったヴィンテージ。
果実由来の味わいと香りが前に出た、キレイさ、安定感のある赤。
【どんな造り手?】
2004年、ジャンマルコ アントヌツィはラツィオ北部のボルセーナ湖半にてブドウ樹の栽培、ワイン醸造を開始。彼の考え方は非常にシンプル、かつ合理的。自分の造りたいワイン、そこに到達するために何が必要なのか?多くの素晴らしい造り手のもとで働き、知識・経験を、、、。祖父の持っていたグラードリのぶどう畑を起点にLe Costeの畑を、、、。フランコ ピエーデ(台木を使わずに自根にて)から薬品など一切を排除した栽培を、、、。知識や技術に傾倒しない、感性に任せた醸造(本人は認めませんが)を、、、。知識・経験・畑・栽培・醸造、そしてそこに「どんなものを造りたいか?」という彼の考える「到達点」。そしてそこに辿り着くために必要な手段。結果、いつも挑戦につながる、いわば全く妥協のない彼の信念。だからこそ毎回楽しませてくれる、常に想像の2~3歩先をゆく造り手。