ワインについて
ヴィンテージ:2021年 価格4,180円 産地:ラツィオ州 品種:マルヴァジア、モスカート、トレッビアーノ 輸入元:37ワインズ
【どんなワイン?】
畑 コッレ・カニーノ 南東向き 海抜355m 砂質・シルト・火山性土壌
アルベレッロ及びコルドン方式 2,500本/ha 植樹1954年、1990年
ソフトプレス、天然酵母、ステンレスタンクによる発酵。清澄無し、フィルタリング無し
ステンレスタンクで8ヶ月熟成。
ビターで引き締まった印象の大人の白ワイン。モスカートが入っているわりにドライ、酸味も涼しげ。熟成の期待もできる。
【どんなワイナリー?】
ラツィオ州、ローマから東に1時間程車で移動すると、丘の上に位置する小さなコムーネ、オレヴァーノ・ロマーノに到着する。ミラーナは、オレヴァーノ・ロマーノの南方、昔から小さなぶどう畑が広がるコッレ・カニーノで、ジャンカルロとアレッサンドラが営む小さな蔵元。1962年、ジャンカルロの叔父、ジョアッキーノがワイン造りを始めた当初、ローマ向けのバルクワインの生産を行っていたが、2009年、ジャンカルロは、ジョアッキーノが守り続けてきたそれぞれの畑の可能性(樹齢、勾配、日照、海抜高度)を見出し、自らぶどう栽培・ワイン造りを始めた。サステイナブルなブドウ栽培を重要視するジャンカルロは、1.9haの小さな畑で有機農法を採用、畑では銅剤と硫黄剤のみを使用することとした。テロワールの最大限の表現を目指し、醸造もぶどう栽培と同じ哲学に基づき行われる。酵母添加は行わず、発酵・熟成にはステンレスタンクを使用、SO2添加も行わない(ヴィンテージによっては微量を使用)。