ワインについて
ヴィンテージ:2022年 産地:ラツィオ州 品種:プロカーニコ70%、マルヴァジア ディ カンディア、ヴェルメンティーノ、他 輸入元:エヴィーノ
【どんなワイン?】
樹齢10~40年。
収穫後、果皮と共に5日間、野生酵母にて醗酵が始まる。
圧搾して大樽に移し醗酵が終わり、そのまま12か月、ボトル詰め後6か月の熟成。フレッシュさや香り、果実のキレイさを感じる2022。
その特徴を表現するため、果皮との接触を短くし、2012以前のような、繊細さを重視したスタイル。
この飲み心地こそ「レ コステ」の真髄だと直感できる味わい。ワイン全体に感じる清潔さ、複雑さと繊細さを持ち合わせた、素晴らしい飲み心地です。
【どんな造り手?】
2004年、ジャンマルコ アントヌツィはラツィオ北部のボルセーナ湖半にてブドウ樹の栽培、ワイン醸造を開始。彼の考え方は非常にシンプル、かつ合理的。自分の造りたいワイン、そこに到達するために何が必要なのか?多くの素晴らしい造り手のもとで働き、知識・経験を、、、。祖父の持っていたグラードリのぶどう畑を起点にLe Costeの畑を、、、。フランコ ピエーデ(台木を使わずに自根にて)から薬品など一切を排除した栽培を、、、。知識や技術に傾倒しない、感性に任せた醸造(本人は認めませんが)を、、、。知識・経験・畑・栽培・醸造、そしてそこに「どんなものを造りたいか?」という彼の考える「到達点」。そしてそこに辿り着くために必要な手段。結果、いつも挑戦につながる、いわば全く妥協のない彼の信念。だからこそ毎回楽しませてくれる、常に想像の2~3歩先をゆく造り手。