ワインについて
【畑】
品種:グレーラ 土壌:モレーン(氷河が削った、岩石、土 砂)由来、分厚い粘土層
【醸造】
ブドウの半分は除梗をして、ステンレスタン クで18時間のコールドマセレーション もう半分は全梗でプレスしたものをステンレス発酵
【ワイン】
アカシアの白い花、熟れきる前のリン ゴ、洋ナシが香る。 辛口で明確なフルーツと白い花を思わせ る、調和のとれた味わいが長く続く。 糖分を残してあるが、甘すぎず、一口飲 むと続いて飲みたくなる味わい。
【ボルゴ・アンティコについて】
1973年、コネリアーノに創業。メルローなどの赤も生産するが、中心はプロセッコ。現在は二代目レオナルド・マルケージンが、栽培・醸造責任者。コネリアーノの丘陵地帯に所有する15haのうち、堆積土壌の11haのみがブドウ畑で、グレーラの発酵時は約50%を約18時間コールドマセレーション、他の50%は全房発酵後ブレンドするという意欲的な醸造法を採用。果汁やワインの移動時は常にタンクやチューブに二酸化炭素を充填し、徹底して酸化を遮断するよう配慮する。全ての畑がセラーのすぐ周囲にあり「デリケートなグレーラが、最良の状態でタンクに入る」のが当主レオナルドの自慢のタネ。家族と地元での消費用に、SO2無添加キュヴェも生産し、年により日本にも入荷。ワインの味わいには、知人をもてなすのが大好きなホスピタリティー塊で、愛嬌と人間味に溢れる好漢レオナルドの人柄が、映り出ている。