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2022 ヴィヌディリーチェ イ ヴィニェーリ

2022 ヴィヌディリーチェ イ ヴィニェーリ

通常価格 ¥6,820
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ワインについて

Vinudilice – ロゼ(エトナ北西部)
ヴィーニャ・ボスコと呼ばれる区画から生まれる特別なロゼワイン。標高1,200m、西エトナのブロンテ村ナーヴェ地区に位置し、エトナで最も高所にある畑(おそらくイタリア国内でも最高地点)です。畑は野生の自然と豊かな生物多様性に囲まれ、周囲はホルムオーク(Quercus Ilex)の森が広がります。ワイン名「Vinudilice」はこの森に由来します。

樹齢100年以上の畑では、グルナッシュ、ミネッラ・ネーラ、グレカニコ、ミネッラ・ビアンカなど少なくとも10種類の白・黒ブドウが共存。アルベレッロ・エトネオ仕立て、栗の支柱を用い、栽培は手作業とラバによって行われ、化学薬品は一切不使用です。植樹密度は10,000本/ha、区画面積は0.5ha。年間生産量は約3,000本。

醸造:ブドウを房ごと直接圧搾し、約30時間の自然沈降で清澄。ピエ・ド・キューブによる自生酵母発酵を16日間行い、ステンレスタンクで5ヶ月熟成。濾過は瓶詰め時のみ、清澄は自然沈降。亜硫酸添加はなし。平均アルコール度数12%、総酸8.5g/l、pH2.95、総亜硫酸25mg/l。収穫は10月下旬〜11月初旬、瓶詰めは翌年5月。

ヴィンテージによっては自然に11%のアルコール度数に達しない年もあり、その場合は瓶内二次発酵によるメトド・クラシコのスパークリングとしてリリースされます(澱とともに17ヶ月熟成)。

I Vigneri – サルヴォ・フォーティと「ヒューマン・ワイン」
I Vigneriは、エトナ山出身の男女によって支えられる共同体的なワイナリーです。中には25年以上この地で共に働くメンバーもおり、互いに直接的で密接な関係を築いています。その根底にあるのは、人と環境への敬意を持って造る「ヒューマン・ワイン」という理念です。

醸造家であり創業者のサルヴォ・フォーティは1962年カターニア生まれ。1981年に醸造コンサルタントとしてキャリアをスタートし、アグリジェント、ラグーザ、トラーパニの生産者を支援。その後、エトナ山に活動の拠点を移し、現在のエトナを代表する多くのワイナリーの創設にも関わりました。

フォーティはイタリアとフランスでの研修や研究を重ね、醸造の技術面だけでなく、ワインのマーケティング、科学的研究、教育活動にも尽力。国内の研究機関や大学と連携し、数多くの論文・専門書を発表しています。ソムリエ協会(ONAV、AIS、FISAR)での講座やプロフェッショナルスクールでのワインマネージャー養成にも携わり、ワイン文化の普及にも力を注いできました。

「ブドウ畑を耕す前に、まず人を耕すことを学ばなければならない」という彼の言葉が示すように、I Vigneriは単なるワイン生産者ではなく、人と土地を深く結びつける存在です。

【北海道産 雲丹の冷製 焼き茄子とストラッチャテッラ】

ひと口運ぶと、焼き茄子の香ばしさが広がり、雲丹とストラッチャテッラチーズが調和して、味わいのハーモニーが完成します。そこにワインをひと口。レガーロでもたびたび登場する、シチリア・エトナのロゼ「ヴィヌディリーチェ」。非常にデリケートな味わいで、エトナらしいキリッとした酸味とほのかな甘味が、雲丹の磯の香りの余韻と見事に寄り添います。