

ワインについて
【どんなワイン?】
手摘みにより収穫。ソフトプレスを行い、マストの最初の部分だけをステンレスタンクと一部バリックにて 25 - 30 日かけて発酵(天然酵母)。発酵完了後、澱とともに 2 ヶ月、澱引き後に 10 ヶ月熟成。
緑色の輝きを帯びたストローイエロー。繊細で深みのある果実のアロマから素晴らしいブーケへと繋がる。厚みのある充実した果実感があり、バランスに優れた味わい。余韻には心地よい苦みとともに海のミネラルを感じる。
【どんな造り手?】
アルジオラスはサルデーニャ島南東部・セルディアーナ村に拠点を置く、家族経営の名門ワイナリー。1918年に初代フランチェスコ・アルジオラスがブドウを植えたのが始まりで、息子アントニオが品質を追求し本格的なワイン造りをスタート。その後、孫世代が継承し現在に至るまで、3世代にわたって発展を続けている。
ジャコモ・タキスが長年コンサルタントを務め、現在はマリアーノ・ムッルが醸造責任者。自社畑280haでは、カンノナウ、ヴェルメンティーノ、カリニャーノをはじめ、モニカ、ボヴァレ、ナスコなどの希少品種も栽培。日照や標高差を活かしたテロワールで高品質なワインを生み出している。
フラッグシップの「トゥリガー」は『ガンベロ・ロッソ』でトレ・ビッキエーリ常連、2つ星を獲得するなど国際的にも高評価。創業者アントニオの「技術だけでなく、人間性と情熱が良いワインを生む」という哲学は、今もなお受け継がれている。