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2023 スィドロ ロザート フロリバンダ

2023 スィドロ ロザート フロリバンダ

通常価格 ¥3,520
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ワインについて

 

ヴィンテージ:2023年  産地:トレンティーノ アルト アディジェ州 品種:トッパス70%、ナトゥーラ20%、レッドラヴ10% 輸入元:エヴィーノ

【どんなワイン?】

樹齢20年。収穫後、破砕・圧搾。小型のタンクにて緩やかに醗酵を行う。遅れて収穫したリンゴを圧搾、果汁を加えてボトル詰め、瓶内2次醗酵。

スボッカトゥーラ(オリ抜き)せずにリリース。

果肉の赤いリンゴ(レッドラヴ)が加わることでロゼのシードルに。突き抜ける酸の心地良さ、暑い季節にたまらないシードル。

【どんな造り手?】

膨大な知識量と創作意欲をそのまま具現化した、オリジナリティ溢れる瓶内2次醗酵シードル。ボルツァーノからアディジェ川沿いに南へ30㎞、エーニャ(ノイマルクト)の町。若くから植物学者として大学に勤務し、植物を主体に自然環境、菌、酵母などを、専門的に研究してきたという異色の経歴を持つフランツ エッゲル。1994年に大学を退職後、父が続けてきたリンゴ栽培農家を引き継いだことを契機に、シードルの追及へ没頭していく。フランツは、これまで自身が学んできた知識と経験をもとに、薬品類の代わりに多種の薬草からとった煎じ液を利用することで、果樹では非常に難しいとされる無農薬、無肥料栽培を実践している。自ら収穫したリンゴを用いたシードルの醸造、、、。当初は試行錯誤であったものの、追及心の高い彼。フィルターの使用をやめ、オリ引きの回数を減らし、オリによって原酒が守られる状態(シュール・リー)を維持する事で、完全にSO2の添加を行わない瓶内2次醗酵のシードルを造りだすまでに至る。オリとともに保管することで、原酒自体が守られる=酸化に対して抵抗を持つ、という考えのもと造られたシードル。シンプルにリンゴだけで造ったものはもちろん、リンゴと一緒に収穫されるカリン(mela Cotagna)を加えたものや、リンゴ果汁にサンブーカ(Sambuca=ニワトコ)の花を加えて一緒に醗酵させたものなど、、、彼の創作意欲には驚かされてしまう。