ワインについて
レ・チンチェ チェラズオーロ・ダブルッツォ 2022 / デ・フェルモ
産地:アブルッツォ州
品種:モンテプルチャーノ100%
【どんなワイン?】
アブルッツォの人々の日常に古くから寄り添ってきた、モンテプルチャーノから造る「チェラズオーロ」。
淡く軽やかな一般的なロゼとは異なり、しっかりとした色調と豊かな果実味を持つのが特徴です。
樹齢約25年のモンテプルチャーノを早めのタイミングで手摘み。一部を全房のままバスケットプレスで圧搾し、3〜4時間の短いマセラシオンを行います。自然発酵後、木樽で8〜10カ月熟成し、無濾過で瓶詰め。
モンテプルチャーノらしい豊かな果実味を持ちながら、フレッシュな酸と軽快さを備えた味わい。
「ロゼ」というカテゴリーを超えて、アブルッツォの食文化とともに楽しみたい一本です。
【どんな造り手?】
デ・フェルモは、アブルッツォ州ロレート・アプルティーノにある家族経営のワイナリー。
ボローニャ出身のステーファノ・パペッティが、妻エロイザの実家であるデ・フェルモ家の農場に移り、2008年からブドウ栽培を開始しました。
転機となったのは、54年間閉ざされていた屋敷の扉を開け、かつて使われていたワインセラーを発見したこと。この土地では古くからブドウが栽培され、デ・フェルモ家も1785年から1955年までワインを造っていたことが分かり、2010年から自ら醸造を始めました。
現在はブドウだけでなく、オリーヴ、小麦、豆類なども栽培し、農場全体でビオディナミ農法を実践。
醸造ではセメントタンクや使い込んだ木樽、大樽を使用し、清澄・濾過を行わず、SO2も必要最小限に抑えています。
長い歴史を持つ農場を受け継ぎ、アブルッツォの土地と伝統を自然なワイン造りで現代に表現する生産者です。