
ワインについて
タイプ:白ワイン
【どんなワイン?】
ブリッコ・ボスキスの北斜面の下部にあり、以前の所有者がフォンタナフレッダのスプマンテ用にピノ・ネロを植えていた区画。クローンはシャンパーニュ・クローンなのでピエモンテでは非常に珍しい。収穫後、徐梗せずに空気圧のダイレクト・プレス。発酵はステンレスタンクで野性酵母のみで行う。温度は16~18度と低め。9ヶ月間シュール・リー熟成後、ボトリング。
【どんな造り手?】カヴァロット
ピエモンテ州バローロの中心、カスティリオーネ・ファレットに拠点を置く1928年創業の老舗生産者。単独所有する銘醸畑「ブリッコ・ボスキス」を核とし、クラシック・バローロの代表格として知られます。現在はアルフィオを中心とした兄弟で運営。
最大の特徴は、60年代から続く徹底した有機栽培。農薬・除草剤はもちろん、銅さえ使わず、自然素材のみで畑を管理する先駆的存在です。高樹齢と痩せた土壌により収量は自然に抑えられ、過度な凝縮ではなく、透明感と骨格を備えたワインを生み出します。
ブリッコ・ボスキスは、比較的新しい「トルニアン期」と古い「ランギアン期」の土壌が交差する特異な区画で、繊細さと力強さを兼ね備えた調和の取れたスタイルが特徴。複数区画を分けて醸造・アッサンブラージュすることで、完成度の高いバローロに仕上げます。
醸造は長期マセラシオンと大樽熟成を基本とし、特にリゼルヴァは48〜60ヶ月の樽熟成を行うことで、飲み頃に近い状態でリリースされる点も重要な哲学です。伝統的手法を守りながら、土地と時間の表現を追求する生産者です。