
ワインについて
フリウリ・コッリ・オリエンターリ・ビアンコ / ロンコ・デッレ・ベトゥッレ
ヴィンテージ:2023 ¥6490 品種:フリウラーノ(30%)リボッラ・ジャッラ(23%)ソーヴィニヨン(23%)ピノ・グリージョ(24%)
【どんなワイン?】
DOCフリウリ・コッリ・オリエンターリ・ビアンコBIO 2023は、雹害の影響を受けた年に収穫された白ブドウを丁寧に選別し、それぞれの品種を別々に醸造・熟成して造られたワインです。フリウラーノ、リボッラ・ジャッラ、ソーヴィニヨン、ピノ・グリージョの4品種を使用し、すべて自然酵母による発酵が行われています。フリウラーノとリボッラ・ジャッラはマセレーションを行わずステンレスタンクで熟成、ソーヴィニヨンとピノ・グリージョはオーク樽で熟成され、それぞれが異なる個性をもたらしています。結果として、しっかりとした骨格と飲み心地を併せ持つ、個性的でその年ならではの味わいに仕上がりました。総生産は8,543本とマグナム40本のみで、ラベルにはブドウの葉と雹の痕跡をイメージしたデザインが採用されています。
【どんな造り手?】
ロンコ・デッレ・ベトゥッレは、フリウリ東部ロザッツォ地区に位置する家族経営のワイナリーで、1967年にジョヴァンバッティスタ・アダーミが創設しました。土地への深い愛情と情熱を原点に、自社畑で高品質なブドウを育て、テロワールを映すワイン造りを始めました。1990年代以降は娘のイヴァーナが引き継ぎ、伝統を守りながらも現代的で理性的なアプローチを取り入れ、自然への敬意を基盤とした持続的なワイン造りを発展させました。現在は3代目のシモーネも加わり、家族で一貫して栽培から醸造までを手がけています。
ワイナリーが位置するロザッツォは、海に近く標高の高い丘陵地で、温暖な気候と良好な風通しに恵まれた土地です。11世紀に創設されたロザッツォ修道院の修道士たちがこの地でブドウ栽培を広めたことから、長いワイン文化の伝統が受け継がれています。1995年に「フリウリ・コッリ・オリエンターリDOC」のサブゾーンに、2011年には独自の「ロザッツォDOCG」として昇格し、フリウラーノを主体に複数品種をブレンドする独自の白ワインが造られています。土壌は「ポンカ」と呼ばれる石灰質のマールと砂岩の層で、豊富なミネラルがブドウに複雑味と緊張感をもたらし、エレガントで骨格のあるワインを生み出しています。