

ワインについて
【白】エトナ・ビアンコ・ネリナ
ヴィンテージ:2024 ¥7,700 品種:カタラット主体、インツォリア、カリカンテ、グレカニコ、ミネッラ、コーダ・ディ・ヴォルペ
カタラットを主体に、インツォリア、カリカンテ、グレカニコ、ミネッラ、コーダ・ディ・ヴォルペを使った珍しい白ワイン。標高650~800m、砂の混じる火山岩土壌でミネラル豊富な土壌。樹齢は50年から100年以上の樹まで。発酵は野生酵母。ステンレスタンク70%古いトノー樽30%で行い、24時間マセラシオン。ノン・マロラクティック。
ジローラモ・ルッソ
ジローラモ・ルッソは、シチリア島エトナ山の北斜面に広がる家族の畑を背景に、2005年にジュゼッペ・ルッソによって設立されたワイナリーです。もともと音楽家や文学の研究者として活動していたジュゼッペは、父ジローラモの急逝をきっかけに故郷パッソピシャーロへ戻り、代々受け継がれてきたブドウ畑を守りながらワイン造りに身を投じました。ワイナリー名は、父への敬意と家族の歴史を刻むためにその名を冠しています。標高650〜780メートルに位置する畑には樹齢100年以上の古樹も多く、火山岩のシアーレと呼ばれる独特の土壌、冷涼な気候、昼夜の寒暖差といった条件が、力強さと繊細さを兼ね備えたエトナならではのワインを生み出します。ジュゼッペは有機農法を徹底し、短剪定や耕起、銅や硫黄のみを用いた防除など、環境と伝統に寄り添った栽培を行っています。創業から20年足らずで、ジローラモ・ルッソは地域を代表する生産者のひとつとして国際的な評価を獲得し、古き良きエトナの個性を現代的な感性で表現する造り手として注目を集めています。