ワインについて
エノテカオグラワインセット
自宅でイタリア料理を作ってイタリアワインを飲んで二日酔い?になりましょう!
セットなので価格もお求めやすく、さらに送料無料です。(一部地域除く)
Regaloの系列店でもある中目黒のAUDACE(アウダチェ)がミシュランガイド東京2025にて「ビブグルマン」として再掲載いただきました!
そこで現在のメンバーと前シェフに思い入れのあるワインをセレクトしてもらい、豪華なワインセットを組みました!
No.1【泡】プロセッコ フリッツァンテ コルテ デル ポッツォ/ ファゾーリ ジーノ
ヴィンテージ:2022 価格2,640円 産地:ヴェネト州 品種:グレラ100% 輸入元:ラシーヌ
【どんなワイン?】
白い花のように、軽やかで香り高い。 繊細さなタッチが心地よく、気軽に楽しめるスパークリングワイン。ガス圧 は約2barと控えめにすることで、ワイン本来の味わいを十分に楽しめるようにしている。 "ラ・コルテ・デル・ポッツォ"という 名前は、1900年代から彼らの井戸を水汲み場として使っていたこの地域の住人とのつながりを表している。
【どんな造り手?】
1925年に、当ワイナリーを開業したのは、祖父アマディオ。アマディオはブドウ栽培を始め、高品質なワインを造るのに必要不可欠な条件である《自社畑から収穫されたブドウを用いた醸造》を行った。これらのワインは当時、小樽に詰めて馬で運ばれ、ヴェローナやヴィチェンツァ、パドヴァなどの街の素晴らしいオステリアに売られていた。父ジーノは叔父ジージとともにワインを造り、イタリア各地と海外での評価を高めつつ、祖父がはじめたワイナリーの知名度を広げていった。1966年にアマディオ・フランコ、1971年にナタリーノの参加にも助けられ、祖父から授けられた経験を礎として、現在に至る成長がある。私たちは、1980年にビオロジック農法による栽培を実験的に導入した。1986年にはビオロジック農法をすべての畑に導入し、1990年にはA.I.A.B.から認証を受けるに至った。私たちの所有するブドウ畑は、コロニョ-ラ・アイ・コッリ・エ・イッラージの《イッラージ谷サン・ゼノ地区》で、標高の低い部分にある。この地域は、粘土質土壌と小石交じりの砂質の土壌という構成と、優れたミクロクリマを有するため、伝統的にブドウの栽培が行われてきた。広く開けた日当たりのよい谷間は、北部をレッシーニの山々に守られている。現在のところ、7区画に合計14ヘクタールのブドウ畑を所有する。土壌の性質はそれぞれ異なり、各土壌に最適なブドウ品種を選んで栽培。粘土質土壌の畑には昔ながらの方法で、ソアーヴェの生産に用いられる樹齢30~40年のガルガーネガが栽培されている。1978年にさかのぼり、前述の小石交じりの砂質の土壌に、風とおりの良さ、葉の管理のしやすさ、果実の高い成熟度といったメリットから、 ペルゴラ・コルタとコルドーネ・スペロナートという仕立てを用いて、メルロ/シャルドネ/ピノ・ネーロを植樹。これにより、樽を用いた醸造や熟成にふさわしい、しっかりとした構造を持つワインを生み出すことができるようになった。畑では細部にいたるまで入念な作業をおこなう。畑での草生、堆肥の使用、低収量のためのバランスを重視した剪定、自然な製品や益虫を用いた害虫の駆除、それぞれの房にとって最高の成熟段階を迎えたときに行うため複数回に及ぶ手摘み、など。ビオロジックの基本的な理念を尊重し、ブドウの品質を損なわないために的確な技術を用いる。除梗、プヌマティック・プレスを用いたやわらかい搾汁、重力に逆らわずに冷却と珪藻土を用いる濾過、発酵の温度管理、ベントナイトによる清澄など。このようにして、時が経つにつれて土地と品種の特徴を反映する とともに、薫り高さ、誠実さ、特徴ある個性を身に纏っていくワインを生み出すことが可能になった。
No.2【白】アジェーノ/ ラ ストッパ
ヴィンテージ:2021 価格6,820円 産地:エミリア ロマーニャ州 品種:マルヴァジア、オルトゥルーゴ 輸入元:テラヴェール
【どんなワイン?】
樹齢40年以上の畑で80%マルヴァジア、10%オルトゥゴとトレッビアーナが混植されている。一緒に収穫してステンレスタンクに破砕しながら投入。野性酵母のみでステンレスタンク発酵。マセラシオンはヴィンテージによるが3~6ヶ月という非常に長いマセラシオン。移し替えを行い、ステンレスタンクと一部古バリックで1年間熟成。ボトリング後、2年間熟成。
【どんな造り手?】
No.3【赤】シッカーニョ/アリアンナ オッキピンティ
ヴィンテージ:2020年 価格6,160円 産地:シチリア州 品種:ネロ ダーヴォラ100% 輸入元:ヴィナイオータ
【どんなワイン?】
シチリアを代表する土着品種ネーロ ダーヴォラ。重苦しさは一切なく、シッカーニョには爽やかな酸と清涼感がある。「普通につくればこういうワインが出来るのに、マッチョでアルコリックなシチリアワインのイメージに合わせてつくらないと他所では売れない。だから同じようなワインになってしまう」とアリアンナは語る。
セメントタンクで約25日間マセレーション後、2500Lのスラヴォニアンオーク樽に移し22ヶ月間熟成。ボトリング後、2ヶ月休ませてからリリース。
【どんな造り手?】
シチリア島の東南部ヴィットーリアで、2004年ヴィンテージより彗星のごとくイタリアワイン界にデビューしたアリアンナ オッキピンティ。そのころの彼女に大きな影響を与えたのはフランク・コーネリッセンの過激ともいえるワイン哲学であった。その哲学を引き継ぐようなワイン造りを当初は行っていたが、その後、彼女の天賦の才であるコミュニケーション能力により華麗なるも充実した多くの国々の生産者との交わりにより近年は理想の追求だけではなく実践的で円熟味を増したワイン造りに進化しており、ヴィットーリアという地域を表現した普遍的な素晴らしいワインを産み出している。
ブドウだけで25ヘクタール、オリーヴで16ヘクタールの栽培面積があり、自社農園で栽培した食物を使い、オリーヴオイル、パスタ、ケイパーの塩漬け、ジャム、ハチミツなどの食品も生産している。