
ワインについて
エノテカオグラワインセット!
昨今の価格高騰により1本¥3000未満で飲める美味しいワインがどんどん無くなっていますね。3年前は¥2500だったワインも¥3200になり、¥5000円のワインが¥8000になっていたりします。フランスワインの値上げ幅に比べるとイタリアのワイナリーはまだ良心的みたいですけどね。今後も少しずつ上げっていくことは避けられそうにないです。
そんな中、今回ご紹介するカミッロ・ドナーティ。
6本で¥17000です。コスパ良すぎます。全て微発泡で白、ロゼ、赤が2種類ずつ入っているのでシチュエーションやお料理に合わせてお楽しみください!
自宅でイタリア料理を作ってイタリアワインを飲んで二日酔い?になりましょう!
セットなので価格もお求めやすく、さらに送料無料です。(一部地域除く)
【どんな造り手?】カミッロ・ドナーティ
パルマの南約20km、ランギラーノ郊外アーロラの急斜面「グロッポーネ」から始まった家族経営のワイナリー。1930年、現当主カミッロの祖父オルランドがこの畑を購入したことがその起源です。
祖父の死後、父アントニオが銀行勤務の傍ら畑を守り続ける中で、実質的に畑とワイン造りを支えたのが、家族の友人であり職人であったオヴィーディオでした。彼は若きカミッロに技術だけでなく、土地と向き合う姿勢を伝えた「師」とも言える存在であり、現在のドナーティの哲学の礎となっています。
1992年、カミッロの代で自家元詰めを開始。現在は標高250〜300mに位置する複数の畑(約17ha)を家族総出で管理し、この地域に残る伝統的なブドウと醸造文化を守り続けています。
畑ではすべて手作業を徹底し、70種以上の草が自生する自然環境を維持。土壌の微生物を尊重し、介入を最小限に抑えた栽培が行われています。
醸造においても一切の妥協はなく、発酵はブドウに由来する自然酵母のみ。温度管理や添加物、清澄、酸調整は行わず、ワインは極めて自然なプロセスの中で生まれます。
マルヴァジーア・アロマティカ・ディ・カンディア、ランブルスコ・マエストリ、バルベーラなど、この土地に根ざした品種を中心に、すべて単一品種で醸造。それぞれの個性をストレートに表現したワインは、素朴でありながらエネルギーに満ち、飲み手に土地の記憶を伝えます。
家族、土地、そして受け継がれてきた知恵。ドナーティ・カミッロは、それらすべてをワインという形で体現する、エミリアを代表するナチュラルワインの造り手です。
No.1【白微泡】マルヴァジーア・フリッツァンテ
ヴィンテージ:2024 ¥3080 品種: マルヴァジーア・ディ・カンディア
【どんなワイン?】
ギリシャのクレタ島に起源を持ち、数世紀前にパルマ周辺へと伝わった古代品種マルヴァジーア・ディ・カンディア・アロマティカ。世界でも最も古く、最も芳香豊かなブドウのひとつとして知られています。かつては甘口主体で造られていましたが、近年は辛口スタイルでそのポテンシャルが再評価されています。
このワインは、その個性をストレートに表現した1本。グラスからは華やかで豊かなアロマが立ち上がり、口に含むと果実の厚みとともに、アロマティック品種特有のほのかな苦味が余韻に現れます。この苦味が全体を引き締め、単なる香りの強さに留まらない、食中酒としての完成度を高めています。
生ハムやサラミといったエミリアらしいシャルキュトリーとの相性はもちろん、トマトベースのパスタや野菜料理、白身肉、さらにはピッツァまで幅広く対応。特に熟成を経ることで味わいに奥行きが生まれ、より重心のある料理とも調和します。
華やかさと実用性を兼ね備えた、ドナーティを象徴する白ワインです。
No.2【白微泡】トレッビアーノ・フリッツァンテ
ヴィンテージ:2023 ¥3410 品種:トレッビアーノ
【どんなワイン?】
師オヴィーディオの畑を2004年から借り受けたカミッロ。その畑に残されていた1968年植樹のトレッビアーノから仕込んだワインの出来に強く心を動かされ、翌2005年には自身の畑にも約1haのトレッビアーノを植樹しました。
トレッビアーノはイタリア各地で広く栽培される品種ですが、パルマ周辺では収量の多さを目的とした「ピケット(量産向けのワイン)」として扱われ、長らく品質面では軽視されてきた存在です。カミッロはそうした評価に疑問を持ち、古い畑とブドウ樹の可能性に賭けました。
彼は「季節のサイクルの中で、謙虚さと敬意、そして愛を持って寄り添うことで、ブドウ樹の寛大さは必ず現れる」と語ります。その言葉通り、このワインは従来のイメージを覆す仕上がりとなっています。
マルヴァジーアのような派手なアロマはないものの、フリッザンテとして仕上げられたこのトレッビアーノは、しっかりとした香りと明確な風味を持ち、軽やかさの中に確かな骨格を感じさせます。
食前酒としての清涼感に優れつつ、サラミや軽めの料理にも自然に寄り添う、日常に寄り添う一本です。
No.3【ロゼ微泡】マルヴァジーア・ローザ・フリッツァンテ
ヴィンテージ:2023 ¥3520 品種:マルヴァジーア95%、黒ブドウ5%
【どんなワイン?】
2006年に亡くなった母ロゼッタに捧げるため造られ始めたワイン。彼女がローザと呼ばれていたことに触発されて、辛口の鮮やかなロゼワインを造ることに。一般的には、ロゼワインを造る場合黒ブドウをベースにすることが多いが、ロゼの色を鮮やかにするためには清澄や濾過という過程が必要になってくる。それを望まないカミッロは、母ローザがとても好きだったブドウということもあり、白ブドウであるマルヴァジーアを主体にロゼワインを醸すことにした。
白ブドウを主体にロゼを造るには、黒ブドウをブレンドするほかない。いくつかの試行錯誤を経て、カミッロが理想とするマルヴァジーア ローザが2009年に完成した。辿り着いたブレンド比率はマルヴァジーア95%、黒ブドウ5%。2009年、2010年、2011年と黒ブドウの品種を変えてみたが、ワインの香りにもたらす結果はあまり変わらなかったとのこと。マルヴァジーア100%の白と比べると、ときには華やかすぎる香りがわずかに抑えられているので、食前酒にはより向くこともあるのでは。
No.4【ロゼ微泡】ピッコロ・リベッレ・フリッツァンテ
ヴィンテージ:2023 ¥3520 品種:バルベーラ
【どんなワイン?】
酷暑となる年が増え、パルマ周辺ではこの40年で収穫時期が約50日早まったと言われています。通常通りに収穫すると糖度が上がりすぎ、アルコール度数が15%を超えてしまい、瓶内二次発酵が進まなくなるという問題が生じます。
この課題に対しカミッロは、バルベーラを通常より約2週間早く収穫。糖度を抑えつつ酸を保った状態のブドウを使用し、果皮と接触させないロゼ仕込みで醸造しました。圧搾前に自然に流れ出る果汁のみを用い、自生酵母による発酵と瓶内再発酵によって仕上げられています。
赤のバルベーラに比べてアルコールは低く、軽やかでフレッシュな飲み口。可愛らしい果実味と心地よい酸を備えた、ドナーティのラインナップの中でも特に飲みやすいスタイルです。
「リベッレ」はイタリア語で「反抗的な」「逆らう」の意。気候変動という現実に対し、従来の造りに固執せず、自然と向き合いながらスタイルを変えるという意志が込められています。マグナム(1500ml)を基本とし、750mlは「ピッコロ」としてリリースされています。
No.5【赤微泡】オヴィーディオ・フリッツァンテ
ヴィンテージ:2023 ¥3080 品種:クロアティーナ(ボナルダ)
【どんなワイン?】
土着品種の中でも特に高いポテンシャルを持つとカミッロが考えるクロアティーナ(ボナルダ)から造られる辛口赤ワイン。もともと甘口用として使われてきたこの品種を、フリッザンテとして仕立てています。
2005年に初めて少量仕込まれたこのワインは、師であり友人でもあったオヴィーディオの名を冠したもの。クロアティーナの持つ力強さとタンニンを活かしつつ、微発泡によって飲み心地の良さを引き出しています。
一度スティルで仕上げた2015ヴィンテージでは市場の反応が芳しくなかった経験から、現在は再びフリッザンテとしてリリース。しっかりとした骨格を持ちながらも、軽やかに楽しめるバランスに仕上がっています。
肉料理や煮込み、ブルーチーズなど、旨味の強い料理と好相性。
No.6【赤微泡】バルベーラ・フリッツァンテ
ヴィンテージ:2021 ¥3190 品種:バルベーラ
【どんなワイン?】
フィロキセラがヨーロッパに出現するはるか前の9~10世紀頃、彼らが畑を構える周辺の丘は、ほとんどがバルベーラ、マルヴァジーア ディ カンディア アロマティカ、モスカート ジャッロのブドウ畑で覆われていたという。 その後、フィロキセラでブドウ畑が壊滅してしまったあとは、当時の統治者がリスクが少ない農業として丘陵地帯でもパルミジャーノ レッジャーノを生産するための酪農を推奨し、バルベーラ栽培の歴史がいったん途絶えてしまった。
歴史を知らない人からは、バルベーラはこの土地に合わないということを言われるが、カミッロは、バルベーラこそこの土地を最も表現できるブドウと考えている。奥深い香りと骨格を持ち「時間の経過とともに、言葉では言い表せない二次的、三次的な香りや風味が放たれるようになる」と、熟成してから飲むことを薦めている。