






ワインについて
エノテカオグラワインセット!
エノオグ史上最も売れた白ワインは間違いなく「コエノビウム」です。
再入荷しましたので初夏に嬉しい、涼しげなワインセットです。
コエノビウムの最新ヴィンテージは難しい年であり、生産量は少ないが品質は素晴らしい。
一言で言うと「儚い」ヴィンテージ。
イタリアのフラスカティという街のトラットリアで飲んだ「名もなきハウスワイン」を思い出しました。それくらい素朴で美味しいです。
自宅でイタリア料理を作ってイタリアワインを飲んで二日酔い?になりましょう!
セットなので価格もお求めやすく、さらに送料無料です。(一部地域除く)
No.1【ロゼ微泡】ウニヴェルシ・パラレッリ / ヴィヴ ワイナリー
ヴィンテージ:2022 4180円 品種:ドルチェット主体、モスカート 産地:ピエモンテ州
【どんなワイン?】
畑 南向き 粘土質土壌 樹齢20-24年 化学肥料不使用 有機農法
収穫 9月 ハンドピック
醸造 ステンレスタンク発酵(天然酵母 温度管理なし 5日間のマセレーション)
メトド・アンチェストラーレ 清澄・フィルタリングなし
生産本数 600本
SO2 8mg/l
ドライローズ、小豆、鉄、プルーンのコンポート、レーズン、
溶け込んだ旨味とシルキーなタンニン
【どんな造り手?】ヴィヴ ワイナリー
ヴィヴ・ワイナリーは、ピエモンテ州アスティのサン・マルツァーノ・オリヴェトにて2020年に創業した家族経営の蔵元。「ヴィヴ」は地元の方言で「いのち」を意味する。福岡正信の自然農法やビオディナミに基づき、極力人の手を加えない農業を実践。畑では施肥をせず、煎じたハーブや銅・硫黄剤を使い、生物多様性を重視している。栽培品種はモスカート、バルベーラ、ドルチェットなど。醸造では酵母添加やフィルター処理を行わず、認証も取得していない。ラベルは地元デザイナーによるもの。
No.2【白】コエノビウム / モナステロ ディ ヴィトルキアーノ
ヴィンテージ:2023 3740円 品種:トレッビアーノ、マルヴァジーア、 ヴェルディッキオ 産地:ラツィオ州
【どんなワイン?】
"コエノビウム"は、ラテン語で「修道院」を意味している。畑にはペペリーノと地元で呼ばれるマグマ質の岩がゴロゴロしており、このワインに独特のミネラル感を与えている。量り売り用のワインに対して、ボトル売り用にはより樹齢の古い樹のブドウを使用している。
ワイナリーでは、ブドウ圧搾時に極少量の二酸化硫黄を使うのみで、ボトリングの際には一切使用しない。温度管理も行わずステンレスタンクで野生酵母による醗酵と熟成を行い、ノンフィルターでボトリング。
2023年について
春から初夏にかけて非常に多くの雨が降り、ブドウの生育にはとても厳しいヴィンテージとなりました。そのため、本来であればルスクムを仕込むはずの樹齢の高い区画のブドウも全て合わせ、白はコエノビウムのみを生産することに。収穫期には健全なブドウを慎重に選別したため、生産量は大幅に減少しましたが、難しいヴィンテージの中であってもブドウ本来の個性を尊重した良質のワインができました。(例年の生産量2~3万本のところ、2023年は8,000本のみの生産)
【どんな造り手?】モナステーロ ディ ヴィトルキアーノ
ヴィトルキアーノという町にある、78人の修道女の住む、ベネディクト修道会シトー派の修道院。沈黙・祈祷・精進・労役の厳粛な戒律の下に労働・作業を行い、ワイン以外にチョコレート、ジャムなどを生産し販売している。モンテファルコのジャンピエロ・ベアの勧めで、それまで量り売りしかしてなかったワインを一部ボトリングして販売することにした。畑ではボルドー液以外の農薬は一切使わない有機農法を実践。ワイナリーでは、ブドウ圧搾時に極少量の2酸化硫黄を使うのみで、ボトリングの際には一切使用しない。温度管理も行わず醗酵熟成させ、ノンフィルターでボトリング。ボトル売り用にはより樹齢の古い樹のブドウを使用している。 ルスクム(ルスティクム)は、ウンブリアのジャンフランコ ベアのアドバイスを受け、マセレーション(果皮浸漬)を行ったワイン。2007年ヴィンテージから少量のみ生産されている。
No.3【赤】キアンティ ルフィナ / フラスコレ
ヴィンテージ:2021 3080円 品種:サンジョヴェーゼ、コロリーノ 産地:トスカーナ州
【どんなワイン?】
区画毎に分けて収穫し、小さめのステンレスタンクとセメントタンクで区画毎に発酵(30度以下に保つ)。野性酵母のみ。マセラシオンは非常に長く25~30日間。マロラクティックからは半分を大樽、半分をセメントタンクで12ヶ月以上熟成。その後、ラッキングしてアッサンブラージュ。大型セメントタンクで数ヶ月落ち着かせてからボトリング。
【どんな造り手?】フラスコレ
フラスコレは、キャンティ・クラシコの北東にある冷涼な高地「キャンティ・ルフィナ」の最北に位置する小さな生産者。造り手はエンリコとエリザ夫妻で、ワイン造りのほか農業やアグリツーリズモも営む。ルフィナはクラシコよりも年間気温が低く、完熟に時間がかかるため、硬質で鉄や梅のような風味を持つ独特な味わいを持つ。
畑は標高550m、急斜面にあり、日照に恵まれた特殊な地形。土壌はシスト主体で、水分保持力に乏しく、樹に適度なストレスを与える。化学薬品は使わず、銅と硫黄のみで管理される。
醸造責任者は、ジュリオ・ガンベッリやオルネライアで経験を積んだサンジョヴェーゼの専門家フェデリコ・スタデリーニ。ステンレスタンクを廃し、小型のセメントタンクで区画ごとに野生酵母で発酵。酸素との接触を意識した移し替えも行い、ルフィナ特有の堅さを和らげている。
ワインは複数区画のブレンドで、密植されていない古木も多く、クラシコとは異なる、垂直性のある引き締まったスタイル。リゼルヴァやヴィンサントも手がけ、いずれも土地の特徴を色濃く反映している。