【Regalo小倉が愛してやまない造り手】シチリア・エトナで最も注目される若手醸造家「ジローラモ・ルッソ」ワインセット【白ロゼ赤3種6本】
【Regalo小倉が愛してやまない造り手】シチリア・エトナで最も注目される若手醸造家「ジローラモ・ルッソ」ワインセット【白ロゼ赤3種6本】
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ワインについて
エノテカオグラワインセット!
ようやくジローラモ・ルッソを訪問することができました。
しかもベストタイミングで日本にワインが届きました。
輸入量の半分以上を仕入れて気分はインポーターです。
訪問のレポートと共に渾身のワインセットお楽しみください。
ジローラモ・ルッソ訪問記|小松
シチリアツアーの最後はもちろん忘れていません。ジローラモ・ルッソです。
小倉シェフはなんと3年連続の訪問。さすがです。
私は今回が初訪問でした。4月のヴィニタリーでは、マネージャーのダンテ氏と当主ジュゼッペ氏に「6月に会いに行きます」とご挨拶していました。
今回訪問したラ・カレブレッタ、グラーチ、ジローラモ・ルッソの3軒は、いずれも車で15分圏内という近さです。
「そんなに近いワイナリーにわざわざ3軒も?」と思われるかもしれませんが、同じ品種を使っていても、まったく異なる個性のワインを造っています。ブルゴーニュやバローロのように、隣り合う畑であっても味わいが全く異なる。それと同じことです。
ジローラモ・ルッソのワイナリーは、ランダッツォの街中にありますが、一部の畑には食事や試飲ができるスペースも設けられています。今回はランダッツォとパッソピシャーロの中間に位置する「フェウド」の畑を訪れました。
出迎えてくれたのはダンテ氏。
樹齢80年以上の古木が残るフェウドの畑に加え、最近では若木も植樹され、さらに白ブドウのカッリカンテも栽培されているとのこと。白ワイン造りも始めているそうです。
畑の見学後は、ジローラモ・ルッソのスパークリングでアペリティーヴォ。
今回が3ヴィンテージ目となる、まだ新しいワインで、ネレッロ・マスカレーゼ100%から造られています。スタイルは2種類あり、ひとつはペットナット(瓶内一次発酵で炭酸ガスを閉じ込め、澱引きも行わないカジュアルなタイプ)、もうひとつはシャンパーニュ方式の本格派です。
2ヴィンテージ目は、エノテカオグラ専売として輸入していただきましたが、それと比べて今回のワインはバランスがさらに向上。次回の入荷も楽しみです。
ランチでは、じゃがいも、トマト、ズッキーニ、ナスなど地元の夏野菜をふんだんに使った前菜に始まり、ネーブロディの黒豚を使ったサルシッチャのグリルが絶品でした。食事中には当主ジュゼッペ氏も顔を出してくださり、記念撮影も。次回は日本で再会することを約束しました。
ワイナリーには直販所もあり、ワインやTシャツなども販売されています。エノテカオグラでも仕入れる予定ですので、ぜひご期待ください。長らく欠品していた白やロゼも、今回の訪問で再入荷しました。もちろん、ワインセットとしての販売も予定しています。
自宅でイタリア料理を作ってイタリアワインを飲んで二日酔い?になりましょう!
セットなので価格もお求めやすく、さらに送料無料です。(一部地域除く)
【どんな造り手?】
ジローラモ・ルッソは、シチリア島エトナ山の北斜面に広がる家族の畑を背景に、2005年にジュゼッペ・ルッソによって設立されたワイナリーです。もともと音楽家や文学の研究者として活動していたジュゼッペは、父ジローラモの急逝をきっかけに故郷パッソピシャーロへ戻り、代々受け継がれてきたブドウ畑を守りながらワイン造りに身を投じました。ワイナリー名は、父への敬意と家族の歴史を刻むためにその名を冠しています。標高650〜780メートルに位置する畑には樹齢100年以上の古樹も多く、火山岩のシアーレと呼ばれる独特の土壌、冷涼な気候、昼夜の寒暖差といった条件が、力強さと繊細さを兼ね備えたエトナならではのワインを生み出します。ジュゼッペは有機農法を徹底し、短剪定や耕起、銅や硫黄のみを用いた防除など、環境と伝統に寄り添った栽培を行っています。創業から20年足らずで、ジローラモ・ルッソは地域を代表する生産者のひとつとして国際的な評価を獲得し、古き良きエトナの個性を現代的な感性で表現する造り手として注目を集めています。
No.1【白】エトナ・ビアンコ・ネリナ
ヴィンテージ:2024 ¥7700 品種:カタラット主体、インツォリア、カリカンテ、グレカニコ、ミネッラ、コーダ・ディ・ヴォルペ
【どんなワイン?】
カタラットを主体に、インツォリア、カリカンテ、グレカニコ、ミネッラ、コーダ・ディ・ヴォルペを使った珍しい白ワイン。標高650~800m、砂の混じる火山岩土壌でミネラル豊富な土壌。樹齢は50年から100年以上の樹まで。発酵は野生酵母。ステンレスタンク70%古いトノー樽30%で行い、24時間マセラシオン。ノン・マロラクティック。
No.2【ロゼ】エトナ・ロザート
ヴィンテージ:2024 ¥4840 品種:ネレッロ・マスカレーゼ
【どんなワイン?】
標高700m、サン・ロレンツォの下部の葡萄を使用。砂の混じる火山岩土壌でミネラル豊富な土壌。樹齢が80年のネレッロ・マスカレーゼ。10月初旬に収穫。全房で、ゆっくり5時間かけてプレスする事で薄い色を得ている。野生酵母で自然発酵。その後ステンレスタンクで6ヶ月瓶熟成。
No.3【赤】エトナ・ロッソ・ア・リーナ
ヴィンテージ:2023 ¥5940 品種:94%ネレッロ・マスカレーゼ、4%ネレッロ・カプッチョ
【どんなワイン?】
色々な畑のアッサンブラージュだが主にサン・ロレンツォ、フェウド、カルデララ・ソッターナの葡萄を使用。収穫後、ステンレスタンク畑毎に分けて発酵。マセラシオンは10~12日間。野性酵母のみで温度管理もしない。清澄、フィルターもなしで、1度移し替えをし、古いバリックで1年熟成。