
ワインについて
エノテカオグラワインセット!
2026年もよろしくお願いします!
初サンジョヴェーゼはノエリアリッチから!
やっぱり冬は赤ワインが美味しいですね。
サンジョヴェーゼといえばイタリアの黒ブドウで最も栽培面積も生産量も多い品種であり、キアンティがとにかく世界的に有名ですよね。
やはりトスカーナのサンジョヴェーゼが素晴らしいのですが、エミリアロマーニャも頑張っています。
特に今回ご紹介するノエリアリッチはブラインドで飲んでもエミリアロマーニャとはとても答えられないと思います。一般的なサンジョヴェーゼ ディ ロマーニャ(エミリアロマーニャのサンジョヴェーゼ)は果実味が強く、ちょっと重たいワインのイメージなんです。
ところがノエリアリッチは違います。畑は標高200-350mの丘陵地帯。
エレガントさと酸が魅力です。軽く冷やしてラグーソースのパスタなんて最高です。
自宅でイタリア料理を作ってイタリアワインを飲んで二日酔い?になりましょう!
セットなので価格もお求めやすく、さらに送料無料です。(一部地域除く)
【どんな造り手?】ノエリアリッチ
Noelia Ricci(ノエリア・リッチ)は、エミリア=ロマーニャ州プレダッピオ近郊、トスカーナ=エミリア・アペニン山脈の麓に広がる歴史ある荘園「パンドルファ」を舞台に2010年に始動したワイナリーである。15世紀にまで遡る由緒を持つこの地は、戦争による荒廃を経て、リッチ家によって農業と文化の拠点として再生されてきた。1980年に故ジュゼッペ・リッチが没した後、娘ノエリアが丘陵地の可能性を見出し、現在は4代目のマルコ・チレーゼが中心となり、家族の歴史と土地の記憶を未来へとつないでいる。
畑はプレダッピオでも最良とされるサン・クリストーフォロの丘陵上、標高200〜340m、南東向きの小さなクリュに位置する。スプンゴーネ(石灰質砂岩)、砂岩、硫黄を含むマールという3種の地質が混在し、硫黄と石灰分に富んだ軽やかな粘土質土壌が、果実味に依らない強いミネラル感と冷涼な表情を生み出す。アドリア海から届く乾いた風により湿度は低く、健全なブドウ栽培が可能な環境である。
栽培はサンジョヴェーゼとトレッビアーノのみ。有機栽培を実践し、2021年以降は全ワインがオーガニック。醸造はステンレスタンクを主体とし、過度な抽出や樽の影響を避け、土地そのものの個性を純粋に表現することを哲学とする。ワインのラベルに描かれる動物たちは、家族の記憶と土地の成り立ちを象徴する存在であり、ゴデンザの猿、イル・サンジョヴェーゼの蜂、ブロのクジラが、それぞれワインの性格とテロワールを静かに物語っている。
ノエリア・リッチは、ロマーニャの伝統的なサンジョヴェーゼ造りへの敬意と現代的な感性を融合させた、唯一無二の“山のプレダッピオ”を体現する造り手である。
No.1【白】ブロ
ヴィンテージ:2022 ¥3630 品種:トレッビアーノ
【どんなワイン?】
フィウマーナ・ディ・プレダッピオの標高200m、石灰と硫黄分を含む黄色い粘土質土壌に育つトレッビアーノ(ロマニョーロおよびディ・スパーニャ)を使用。畑は2001〜2012年植樹、ギヨ仕立てで管理されている。
9月初旬に手摘みで収穫されたブドウは、果皮と一部接触させた状態で野生酵母による自然発酵を行い、温度管理されたステンレスタンクで醸造。熟成は果皮の一部とともにシュール・リーで6か月、その後瓶内で最低4か月の熟成を経て仕上げられる。
軽やかながらも奥行きがあり、果実味よりミネラル感とほのかな塩味が印象的。かつて海であったこの土地の記憶を想起させる、静かで余韻の長いトレッビアーノである。
No.2【赤】イル・サンジョヴェーゼ
ヴィンテージ:2021 ¥3190 品種:サンジョヴェーゼ
【どんなワイン?】
フィウマーナ・ディ・プレダッピオの標高250〜300m、石灰を含む黄色い粘土質土壌に植わる2002年植樹の畑から収穫される。ブドウは手摘みで、区画・クローンごとに分けて醸造。
野生酵母による自然発酵、ステンレスタンクで18日間のマセラシオン後、MLFを実施。清澄・濾過は行わず、70%をステンレス、30%をコンクリートで8か月熟成し、その後長期の瓶熟を経てリリースされる。
軽快さと切れ味を備えつつ、過度な抽出を避けた穏やかなタンニンと、石灰質由来のミネラル感が印象的。日常性と奥行きを併せ持つ、ロマーニャらしいサンジョヴェーゼである。
No.3【赤】ゴデンツァ
ヴィンテージ:2021 ¥4370 品種:ガルガーネガ
【どんなワイン?】
フィウマーナ・ディ・プレダッピオの中でも特別区画「ヴィーニャ・ゴデンザ」に位置し、標高300〜340mの高地、砂を含む石灰質の黄色い粘土土壌に1999年植樹のサンジョヴェーゼが根を張る。収量は低く抑えられ、土地の凝縮した表情を引き出している。
9月末に手摘みで収穫されたブドウは、野生酵母により自然発酵。ステンレスタンクで約45日間という長めのマセラシオンを行い、MLF後も清澄・濾過は施さない。熟成はコンクリートタンクで12か月、さらに瓶内で最低9か月。
果実の厚みよりも、冷涼な緊張感、引き締まったミネラル、塩味を伴うタンニンが際立つスタイル。プレダッピオの高地サンジョヴェーゼの本質と、土地の骨格を最も純粋に表現した、静かな力強さを持つ一本である。