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【Regaloスタッフ・大嶋が選ぶ】コスパ抜群の高品質な自然派ワインセット【泡泡白白白赤6種6本】

【Regaloスタッフ・大嶋が選ぶ】コスパ抜群の高品質な自然派ワインセット【泡泡白白白赤6種6本】

通常価格 ¥24,000
通常価格 ¥28,820 セール価格 ¥24,000
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ワインについて

エノテカオグラワインセット!

旅の目的はそれぞれあると思います。

お目当てのレストランだったり、景色だったり、体験だったり。

それでも旅の中継地点で思わぬ素晴らしい経験をすることってありますよね。

私たちの体験がこのワインセットに詰まっています。

何気なく中継地点で選んだワイナリーやオルヴィエートの街が素晴らしかったです。

そんな体験をRegaloのサービスの大嶋君が訪問記にしました。

ぜひご一読ください。

 

Regaloスタッフ・大嶋のワイナリー訪問記

「Palazzone(パラッツォーネ) / ウンブリア州・オルヴィエート」

イタリアに滞在して3日目の午前中に、ラツィオ州にあるワイナリー「Le Coste(レ・コステ)」を見学した後、お隣のウンブリア州のオルヴィエートにある「Palazzone(パラッツォーネ)」へと向かいました。

オルヴィエートでは古くからワインがつくられ、ウンブリア地方における最古のワインと言われています。

世界の中でも名高いワインの産地として知られ、「ワインの流れる街」とも呼ばれているオルヴィエートは、ここでつくられた白ワインがルネッサンスの宮廷や法王の出席する食卓に登場するほど、古い歴史を持っています。

Palazzoneは、そんなオルヴィエート郊外にあった歴史ある建物を購入し、農園としてスタート。そして80年代に、2代目ジョヴァンニさんによって初めてのワインが生み出されました。

粘土質を含む沖積層と火山岩土壌に分かれた広大な畑を所有していて、そこで個性の違う様々なワインが生み出されています。

ここでは畑の見学や、彼らが所有している天然の洞窟も案内していただきました。

栗の木がたくさん植わった林道を登った先に、洞窟の入り口がありました。
一歩踏み入れると、目の前に圧倒的な空間が広がっていました。
ひんやりとした空気に包まれた中には、大きなガラス瓶とたくさんのワインが静かに並び、ワイナリーの長い歴史を感じられました。

ワイナリー見学の後は、オルヴィエートの大地が一望できるテラスでテイスティングをさせていただきました。
そこでは日本には輸入されていないワインも含め、ほぼ全てをテイスティングさせていただきました。

今回はこのテイスティングで特に心に残っている2つを紹介します。

1つ目はPalazzoneの看板ともいえる白ワイン
「Orvieto Classico Superiore “Terre Vineate”」です。
海の堆積物を含む沖積層の粘土質土壌から生まれるワイン。
品種は4種類を使う、伝統的なブレンド方法。
収穫量を平均の約3分の2まで抑えているため、ワインには洗練された味わいが感じられます。
一方でフレンドリーさも兼ね備えており、さまざまな料理と共に楽しむことができます。

そして、2つ目は「Musco」。
品種は3種類が使われ、畑には3つの品種が混植されています。
それぞれ収穫時期を変えず一度に収穫。
栗の木樽で発酵・熟成され、天然の洞窟の中にある大きなガラス瓶で落ち着かせてからボトリング。
一切電気が使われず、8000年前のワイン作りを再現。
土地の個性やブドウの味わいに加え、その歴史まで感じられるワインです。

今までのワイナリーとは少し異なる雰囲気を感じるワイナリーでした。
整備されたブドウ畑が目の前に広がり、最初は近代的なワイナリーなのかと思いました。
しかし、造り手の話を聞くうちに、その根底には土地への深い敬意と伝統を大切にする姿勢があることに気づかされました。

ワイナリー見学の後は今夜泊まる宿のあるオルヴィエートの街へ。

想像を超えるほど、素晴らしい街並みでした。歴史の感じる建物が並び、バールには地元の方々がお酒片手に過ごしている景色。
どこかジブリ作品に出てきそうな雰囲気も感じました。

それもそのはず、オルヴィエートは「世界一美しい丘上都市」とも言われているそう。
まさに「天空の城 オルヴィエート」でした。

18:00ごろ着いた私たちは、宿でひと休みし、街中を散策。
日中にしっかり食事を楽しんだ私たちは、食事はせずアペリティーボだけにしました。
バールでサクッと1杯のつもりが、街の雰囲気もあり会話が弾み全力でバールを楽しみました。

程よく酔いが回り小腹が空いてきたので、ジェラート片手に帰宅。

その後は眠くなるまで、天空の城ラピュタを見て過ごしました。

1日という短い滞在でしたが、とても素敵な街に出会えました。
過度に観光地化が進んでいない所も、魅力の1つです。

現地の人々の暮らしが間近に感じられ、観光名所というよりも“生活の風景”を楽しみたい方はぜひ行ってみてください。

Regalo・大嶋

 

 

No.1【泡】ソーヴィニオン・フリッツァンテ / カミッロ・ドナーティ

ヴィンテージ:2023 ¥3850 品種: ソービニオン

【どんなワイン?】

ソーヴィニョンという名前はフランス語の「Sauvageソヴァージュ(野性的な)」に由来していて、片親がサヴァニャンである可能性があり、フランスのロワール地方を起源とする説が有力。パルマ周辺でも何世紀も前から個人レベルでは植えられてきたが、それを集中的に栽培しパルマの丘のソーヴィニョンのワインを生産することを決めたのはブリアン伯爵であった。1800年代にフランスからブドウを輸入、フェリノ城を中心とした広大な敷地にソーヴィニョンを植え栽培を始めた。ブリアン伯爵の直感は正しく、パルマの気候と土壌との組み合わせは理想的で高品質なワインが生み出されることとなった。

辛口に仕上げたソーヴィニョンのワインに、濾過を行って醗酵を一時的に止めた甘口のマルヴァジーアを数%合わせ瓶内で二次醗酵を行う。ソーヴィニョンはランギラーノの気候と大地に順応し、彼が栽培する白ブドウの中でも、最もリッチで圧倒的なボリューム感を持ったワインとなる。「ソーヴィニョンは熟成させて飲んでも素晴らしく美味しいよ!」とカミッロ談。

【どんな造り手?】カミッロ・ドナーティ

現当主カミッロの祖父オルランドが、パルマから南に20km、ランギラーノ郊外アーロラにグロッポーネ(あまりの急斜面であったため「背中」と名付けられた)と呼ばれる小さな畑を1930年に購入したことから始まったドナーティ家のブドウ園。父アントニオはパルマのイタリア商業銀行の経理センターで働きながらグロッポーネでの仕事を手伝っていましたが、1964年に祖父が亡くなってからは一人で畑仕事を引き継ぎました。アントニオの友人で畑を手伝っていたオヴィーディオ(1923年生まれ)が、多忙であった父の代わりとなって畑やワイナリーの仕事を青年カミッロに教え、良き友人としてアドバイスし続けたことで、謙虚さを持った職人としてのカミッロの礎が築かれました。

カミッロはオヴィーディオのことを「偉大な友人であり、師」と慕い、オヴィーディオの晩年まで良い関係は続きました。カミッロの代に入り、自家元詰めを開始、1992年に初めてのワインをリリースしました。現在はバルビアーノとフェリーノに点在する標高300m前後の自社畑12ヘクタールに加え、2017年から借りているヴィディアーナの標高250mほどの5ヘクタールの畑でブドウを栽培しています。妻フランチェスカ、妹クリスティーナ、義理の弟モレノ、従兄弟、義理の父、動ける人はみんな働く文字通りの家族全員攻撃でこの地方に残る伝統的な醸造やブドウを守るために尽力しています。

No.2【ロゼ泡】マルヴァジア・ローザ・フリッツァンテ / カミッロ・ドナーティ

ヴィンテージ:2023  ¥3520 品種: マルヴァジーア95%、黒ブドウ5%

【どんなワイン?】

2006年に亡くなった母ロゼッタに捧げるため造られ始めたワイン。彼女がローザと呼ばれていたことに触発されて、辛口の鮮やかなロゼワインを造ることに。一般的には、ロゼワインを造る場合黒ブドウをベースにすることが多いが、ロゼの色を鮮やかにするためには清澄や濾過という過程が必要になってくる。それを望まないカミッロは、母ローザがとても好きだったブドウということもあり、白ブドウであるマルヴァジーアを主体にロゼワインを醸すことにした。

白ブドウを主体にロゼを造るには、黒ブドウをブレンドするほかない。いくつかの試行錯誤を経て、カミッロが理想とするマルヴァジーア ローザが2009年に完成した。辿り着いたブレンド比率はマルヴァジーア95%、黒ブドウ5%。2009年、2010年、2011年と黒ブドウの品種を変えてみたが、ワインの香りにもたらす結果はあまり変わらなかったとのこと。マルヴァジーア100%の白と比べると、ときには華やかすぎる香りがわずかに抑えられているので、食前酒にはより向くこともあるのでは。

No.3【白】オルヴィエート・クラシコ・スペリオーレ・テッレ・ヴィナーテ / パラッツォーネ

ヴィンテージ:2023  ¥3520 品種: プロカニコ、グレケット、ヴェルデッロ、ドゥルペッジョ、マルヴァジア

【どんなワイン?】

樹齢25年のモンテプルチャーノで造るカジュアルラインとしての赤ワイン。チェラズオーロよりも遅いタイミングで収穫。除梗のみ行いブドウ粒を破砕せずに、セメントタンクにて温度管理しないで4~5日間のマセレーション。ソフトな抽出を施し、同じセメントタンクにて10~11か月間そのまま熟成を行い、ノンフィルターでボトリング。

以前はDOCモンテプルチャーノ ダブルッツォでリリースしていたが、2019年VT以降はvinoでリリースしているため、ボトルには地元であるロレート アプルティーノにちなんで「L.A.」と表記している。

【どんな造り手?】パラッツォーネ

パラッツォーネはウンブリア州オルヴィエートを代表する家族経営のワイナリーで、歴史的建物を拠点にホテルも併設しています。1969年にドゥビーニ家が巡礼宿として建てられた由緒ある建物と丘陵地を取得し、25haにブドウを植樹。1982年に現当主ジョヴァンニと弟ロドヴィコが初めてワインを造り、1988年に自社セラーを建設して本格的にワイナリーとして歩み始めました。

畑は標高200〜350mに位置し、粘土石灰質の堆積土壌と火山岩土壌という対照的な terroir を持ち、それぞれから個性の異なるオルヴィエートを生み出しています。冷涼な気候と東向きの斜面により酸のある上質な白ワインが特徴で、川沿いの畑では貴腐菌が発生するため「ムッファ・ノービレ」を名乗れる希少な存在です。

主要品種はプロカニコ、グレケット、ヴェルデホ、マルヴァジアで、ブレンドによるバランスの取れたオルヴィエート・クラシコのほか、単一畑「カンポ・デル・ガルディアーノ」、挑戦的なヴィオニエ、貴腐ワイン「ムッファ・ノービレ」、さらに伝統的な混植混醸と栗樽熟成を復活させた「ムスコ」など、多彩なワインを展開しています。自然と歴史が刻まれた土地の力を映し出す、ウンブリアを代表する造り手です。

No.4【白】ムスコ/ パラッツォーネ

ヴィンテージ:2020 ¥6600 品種:プロカニコ、ヴェルデッロ、マルヴァジア

【どんなワイン?】

オルヴィエートの伝統に回帰し、3つの品種を混植。一緒に収穫して栗の開放木樽で果皮ごと発酵。栗の樽で1年熟成。その後、8ヶ月ダミジャーナで落ち着かせてからボトリング。醸造の全工程は手作業。電気は一切使用しない。圧搾も手動。ボトリングもホースを使って手で行なわれる。細部まで昔のワイン造りを再現したワイン。

No.5【白】ビアンコ / レ・コステ

ヴィンテージ:2022 ¥6160 品種: プロカニコ70%、マルヴァジーア ディ カンデイア、ヴェルメンティーノ、他

【どんなワイン?】

樹齢10~40年。
収穫後、果皮と共に2週間、圧搾後も大樽の中で醗酵、そのまま12か月、ボトル詰め後6か月の熟成。完熟した果皮の香りはあるものの、決して固いと感じるわけではない、いつも以上の飲み心地。特に21は醸造的なニュアンスよりも、果実的な香りや味わいを強く感じます。ワイン全体に感じる清潔さ、最近のビアンコのクオリティには本当に驚かされてばかりですが、本当に複雑さと繊細さを持ち合わせたビアンコ。

【どんな造り手?】レ・コステ

2004年、ジャンマルコ アントヌツィはラツィオ北部のボルセーナ湖半にてブドウ樹の栽培、ワイン醸造を開始。彼の考え方は非常にシンプル、かつ合理的。自分の造りたいワイン、そこに到達するために何が必要なのか?多くの素晴らしい造り手のもとで働き、知識・経験を、、、。祖父の持っていたグラードリのぶどう畑を起点にLe Costeの畑を、、、。フランコ ピエーデ(台木を使わずに自根にて)から薬品など一切を排除した栽培を、、、。知識や技術に傾倒しない、感性に任せた醸造(本人は認めませんが)を、、、。知識・経験・畑・栽培・醸造、そしてそこに「どんなものを造りたいか?」という彼の考える「到達点」。そしてそこに辿り着くために必要な手段。結果、いつも挑戦につながる、いわば全く妥協のない彼の信念。だからこそ毎回楽しませてくれる、常に想像の2~3歩先をゆく造り手。 

No.6【赤】ロッソ / レ・コステ

ヴィンテージ:2021 ¥5170 品種: グレゲット95%、チリエジョーロ、コロリーノ、ヴァイアーノ

【どんなワイン?】

樹齢30 年前後。
高樹齢の畑より収穫、果皮と共に3 週間、圧搾後栗の木の大樽にて12 カ月熟成。果皮まで成熟したグレゲットをクラシックな手法で造り上げた赤。
フレッシュな酸と果実味のバランス感。果実は少し華奢で軽やかな印象、心地良い酸と果実味。飲み心地の良さが戻ってきました!