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エノオグワインセット 2025初売り 泡ロゼ赤3種6本

エノオグワインセット 2025初売り 泡ロゼ赤3種6本

通常価格 ¥17,000
通常価格 ¥22,880 セール価格 ¥17,000
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ワインについて

エノテカオグラワインセット!

自宅でイタリア料理を作ってイタリアワインを飲んで二日酔い?になりましょう!

セットなので価格もお求めやすく、さらに送料無料です。(一部地域除く)

No.1【泡】スプマンテ ブリュット ナチュール エッレ ビ エッレ/ イ クリヴィ

ヴィンテージ:2022   価格3,960円 産地:フリウリ ヴェネツィア ジューリア州 品種:リボッラ ジャッラ100% 輸入元:テラヴェール

【どんなワイン?】

 シャンパーニュ方式でもシャルマ方式でもない独特の手法。種子付近や果皮付近の硬い果肉部分ではなく、全房を非常に優しくプレスし、香の強い軟らかい部分のモストだけを採取。一晩落ち着かせて、上澄みだけをステンレスタンクに移し、発酵。残存糖度が25g/Lになったところでステンレスタンクを密閉し、ガスをワイン内に閉じ込める。そのまま3ヶ月間澱と共に熟成。上澄みだけをボトリング。アルコール度数は11%程度と低め。

リボッラの品種由来のレモンや白い花、タイムのような甘いハーブの香。繊細な細かい泡が心地よく口中もシンプルで美味しい酸で充たされる。

【どんな造り手?】

イ・クリヴィ前当主、故フェルディナンド・ザヌッソはアフリカでの40年の仕事から戻った90年代初め、フリウリの伝統的ワインの復活を夢見て葡萄畑を取得します。

当時は政府主導で効率的農業が導入され、コッリ・オリエンタリ・フリウリは世界基準の味わいを目指し、工業生産型ワインが主流となり、伝統的なワインは皆無でした。
『栽培効率の悪い斜面にあった為に放棄された葡萄畑は荒廃していたが、幸運なことに農薬で痛めつけられてはいなかったので葡萄樹に生命力は宿っていた』
古い樹を活かし、マルゴッタで種を残し、少しずつ葡萄樹を増やしていく。この古い畑には色々な種のクローンが混在していました。工業的モノ・クローンではなかったのも重要だったのです。
『苗木屋のハイブリッドなクローンではなく、この地域に昔から栽培されてきた野生種が自然に変異してきた色々なクローンが混在する昔ながらの畑』
畑はコッリ・オリエンターリ・デル・フリウリのグラモリアーノ丘陵に4ha。隣接するコッリオのクアリン丘陵に8ha所有。生産効率は悪いが、生命力に溢れる葡萄が得られるのです。
『ワイン造りとは正直であり続ける事が重要。土地の個性や歴史を反映し、この地域の真実を語り、感じさせてくれるのがワインなのですから』
畑の周辺には森が残され、いちじく等、葡萄以外の植物が植えられ、出来る限り生物多様性を維持しています。葡萄樹の樹齢は平均50年以上というから驚きです。
数年前にフェルディナンドは亡くなり、現在では息子、マリオが父親の意志を忠実に引き継ぎ、独自の個性を持ったワインを醸し続けています。
『ヴァン・ナチュールである前に葡萄果実を感じさせるべき。美味しく健康的な飲み物であるべき。重たく飲み進まないワインなんて必要ないのです』
長期マセラシオンのオレンジワインが流行しても、彼等の透き通るようなノン・マセラシオンの美しいワインは価値を失わないどころか、存在感を強めています。

No.2【ロゼ】ロザート バルベーラ/ アンドレア スコヴェッロ

ヴィンテージ:2020  価格4,180円 産地:ピエモンテ州 品種:バルベーラ100% 輸入元:テラヴェール

【どんなワイン?】

アスティの丘に囲まれた小さな村、ビオンゾに位置する畑。樹齢15-40年。9月末に手摘みで収穫。収穫1ヶ月前に間引きを行い葡萄の熟度を上げる。優しくプレスし、ステンレスタンクで12時間の短いマセラシオンをする事でピンクの色調を得ている。その後、果皮を取り除きそのまま発酵を続ける。発酵が終わったらタンクに残したままマロラクティック6~7ヶ月熟成させボトリング。

キャンディーのような可愛らしい香りと骨格を支える酸。強すぎないタンニンもとても良いバランス。

【どんな作り手?】

大都市、アスティから南に6km、モンフェラートの南部に位置するコスティリオーレ・ダスティ、ビオンツォ村で4世代続く葡萄栽培農家に生まれたアンドレア・スコヴェッロ。
『バルベーラを主体にネッビオーロ、フレイザ、ブラケットといった土着品種は樹齢30年以上。それに希少な品種バラトゥチャットと土壌に相性の良いソーヴィニヨン・ブランも栽培』
19世紀初めから葡萄栽培農家としてスタート。1990年にはアンドレア・スコヴェッロとしてワイン造りを開始。2013年に父親が亡くなり、アンドレアが引き継いでいます。
『父親はワイン造りに興味がなかった。薬剤を使わない自然な葡萄栽培や葡萄樹の選定はお爺ちゃんから習ったので、現代的でなく、この地の伝統的栽培を継承している』
ビオンツォ村は僅か100人が暮らす小さな村。標高は170m程度で酸化鉄を含む赤土の土壌で少し砂を含む。10軒のカンティーナがあり、その中にはカッシーナ・ロエラも含まれます。
『カッシーナ・ロエラのクラウディオがワイン造りの先生。品種毎の仕立や、収穫のタイミング。醗酵の注意点。熟成の仕方もクラウディオが教えてくれた』
チャピン(カッシーナ・ロエラの白ワインの名前になっている)と呼ばれる地区にカンティーナがあり、その周辺が畑で、全部で6haを所有しています。
『チャピンは南西を向いた円形劇場のような形状で急斜面。水はけが良く、理想的日照があり、風もあるので病気が少ない。昔の人は守られた畑と呼んでいた』

No.3【赤】サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ・スペリオーレ パペーゼ /ヴィッラ パピアーノ

ヴィンテージ:2021年   価格3,300円 産地:エミリア ロマーニャ州 品種:サンジョヴェーゼ、バルサミーナ 輸入元:テラヴェール

【どんなワイン?】

サンジョヴェーゼとバルサミーナが混植された古い区画ヴィーニャ・パヴェーゼが主体。標高は400m。収穫後、全徐梗して野性酵母のみでステンレスタンク発酵。マセラシオンは24日間と非常に長い。木樽に入れず、何度か移し変えして6ヶ月熟成。その後、瓶内で12ヶ月熟成後、出荷。

紫がかった赤。ベリー系、ミネラル。ミネラルに富んでいてステンレス熟成のため余分な要素はなく、食事に合わせるのに最適。

【どんな造り手?】 

「ノエリア・リッチ」や「ヴィッラ・ヴェンティ」の醸造責任者を務める「フランチェスコ・ボルディーニ」。親子2代に渡ってロマーニャ専門で醸造コンサルタントをしてきた。 醸造だけでなく、ロマーニャの土壌と気候の研究も行っていて、地域毎のテロワールを活かしたワイン造りをこの地域で初めて開始した人物でもある。

『ロマーニャにはトスカーナとは気候も土壌も違う。ロマーニャらしさを表現するには量を捨てて質を目指さなければいけない』

地域全体の品質向上に努めてきたが、2001年、遂に自分のワイン造りをすべく、家族と共に廃墟となっていたカンティーナを購入した。

『トスカーナに近いキオーダ山の奥地、標高500mでまわりは全て森。冷涼な気候は葡萄樹に適度なストレスを与えてくれる理想の地だった』

量産には向かない山奥の厳しい環境。勿論、他の造り手は畑を持たない。500年以上まわりは全て森林だったので環境は最高の状態であった。

『泥灰土に砂岩が混じる痩せた土壌。樹勢は抑えられ、冷涼な気候によって生育も遅い。ハンギングタイムの長さが気難しいが長熟なワインを産む』

ワインはロマーニャの可能性を証明するかのようなシリアスで凝縮した印象。芳香よりもミネラルの力強さが支配し、強固で垂直的味わい。