ワインについて
エノテカオグラワインセット第10弾!
今回はリクエストにお応えして、白ワインのみの6本セット!それぞれ各1本のご案内です。
北から南まで個性の違うワイン集めました。
自宅でイタリア料理を作ってイタリアワインを飲んで二日酔い?になりましょう!
セットなので価格もお求めやすく、さらに送料無料です。(一部地域除く)
No.1【驚異的な飲み心地】ピエトロ ビアンコ / ダニエーレ ポルティナーリ
ヴィンテージ:2020 品種:タイビアンコ、ピノビアンコ 輸入元:ヴィナイオータ 価格:¥2860
【どんな造り手?】
それまでは栽培していたブドウをすべて近くのワイナリーに売却していたダニエーレ ポルティナーリがラ・ビアンカーラのアンジョリーノと知り合い、彼に触発されて2007年から一部のブドウを使い、自らワインを醸造し始めた。コッリ・ベーリチ地区、標高200mに石灰岩を含む粘土質の4ヘクタールの畑を持つ。畑ではボ ルドー液のみを使用し、セラーでも酵母添加も温度管理も行わない。ワインの名前、ナンニは彼の長男ジョヴァンニの愛称で、メルロー、カベルネーソーヴィニョンが50%ずつ。ピエトロ ビアンコは、彼の次男ピエトロから付けられ、ピノ ビアンコとタイ イタリコ(トカイ イタリコ)のワインで、タイ ロッソ(トカイ ロッソ)は2007年に植え られた畑から収穫されたブドウで造られたワイン。
【どんなワイン?】
ダニエーレの父親が植えたピノ ビアンコ、タイ ビアンコで造られるピエトロ ビアンコは次男ピエトロの名前が付けられ、2009年がファーストヴィンテージ。例年8月下旬ごろブドウを収穫、除梗を行わず軽く潰し、そのままマセレーションと野生酵母によるアルコール醗酵を行う。圧搾後ステンレスタンクにて数週間醗酵の続きを行い、澱を沈める。澱引き後ステンレスタンクに戻し熟成。ノンフィルターで瓶詰め。
No.2【6種ブレンド。それは土地の個性】ヴィーノ ビアンコ ミッレウーヴェ / ニコラ マンフェッラーリ
ヴィンテージ:2020 品種:フリウラーノ、ソーヴィニョ ン、シャルドネ、マルヴァジーア、 リースリング 輸入元:ラシーヌ 価格:¥3190
【どんな造り手?】
フリウリ=ヴェネツィア・ジューリア州の南西部、スロベニアとの国境線沿いに半月状に広がる丘陵地帯、コッリオ地区に1981年創業。現・当主のニコラ・マンフェッラーリは元・薬剤師だったが、父の他界後に家業の農園経営を引き継いだ。栽培醸造責任者となったニコラは、畑の密植度を高めて収量を抑え、テロワールの個性を際立たせるため畑を小区画に分け、区画毎の綿密なデータに基づく細心かつ大胆なワイン造りを開始。本国でも「天才か異端か? 傑出したトカイ・フリウラーノで名を成す」と評価されている。その作は、イタリアという枠すら越える偉大な風格がありながら、イタリア以外では考えられない無類の風味と洗練されたスタイルを備える。時に日本到着直後やや硬くてアルコリック気味になることがあるが、しばらくの期間落ち着かせると、本来の風味が開花する。フラッグシップのフリウラーノは、植樹1960年。発酵も全て木樽で行う。
【どんなワイン?】
フリウリのさまざまな丘の、さまざまな 品種のブレンド。ミッレ・ウーヴェとはイ タリア語で“千のブドウ”を意味する。低価 格帯のワインだが、ニコラ・マンフェッ ラーリのワイン哲学がすみずみまで行きわ たったワイン。 樽のニュアンスとブドウの果実味からく る、ボディーは感じるが、高い酸味と塩味 のおかげで、後味はすっきりしている。
No.3【早摘ぶどうをブレンドすることで生まれる酸】ロエロ アルネイス / マッテオ コレッジャ
ヴィンテージ:2021 品種:アルネイス 輸入元:ラシーヌ 価格:¥3190
【どんな造り手?】
白ワインの産地として有名だったロエロだったが、故マッテオによって高品質赤ワインが産み出された。これによって ロエロは芳香豊かな赤ワインの産地としても人気を博していく。
大人気の「ロエロ・アルネイス」。彼等にとっては唯一の白の土着品種。
『アルネイスは日常酒。チャーミングだけど偉大では ない。けれども最大限に土地のキャラクターを反映 させるべき。砂質ならではの華やかさをより表現し たい。』
繊細な酸と果実のバランスをとることに非常に気を 使っていて収穫は 2 回に分かれる。 8 月最終週の収穫で酸を確保。完全に熟した 9 月 中旬の収穫で完熟した果実感を得ている。 そして収穫した葡萄のうち 20%はマセレーションす る。フレッシュフルーティーだけでない旨みをプラス する。
【どんなワイン?】
ロエロの典型的土壌で60%以上が砂質。標高は280-350m。収穫を2回に分けている。最初の収穫で酸度を得て、2度目の収穫で熟度を得る。ステンレスタンクのみで低温発酵。70%はモストのみえ醗酵するが、ワインに骨格を与える為に30%は果皮ごと醗酵させている。4ヶ月間シュール・リー状態でステンレス内で還元的熟成。
『アルネイスは日常酒。チャーミングだけど偉大ではない。けれども最大限に土地のキャラクターを反映させるべき。砂質ならではの華やかさをより表現したい。』
No.4【プーリアにもいい白ワインあります】ビアンコ(Amphora XXI) (白ラベル) / クリスティアーノ グッタローロ
ヴィンテージ:2021 品種:ヴェルデカ、フィアーノ 輸入元:ヴィナイオータ 価格:¥4070
【どんな造り手?】
2004年に祖父から受け継いだ1haの畑でワイナリーとしての活動をスタート。当初から微生物-植物-動物間の調和を取り戻すことを心掛けた農業を実践。ワイナリーでも人為的な介入を排し、野生酵母による醗酵、一切の濾過清澄作業を行わず、酸化防止剤完全無添加でボトリング。大半の市町村が海抜100m以 下に位置するプーリア州にあって、クリスティアーノの畑は海抜400mの石灰岩台地の上に位置し、彼のワインには“南らしからぬ鋭い酸”がある。
【どんなワイン?】
買いブドウを使用し、磁器製アンフォラで醗酵&熟成。クリーンでスムーズ。抜栓してからどんどん美味しくなっていきます。
No.5【エキゾチックフルーツ!】ラミ / コス
ヴィンテージ:2021 品種:インソリア、グレカニコ 輸入元:テラヴェール 価格:¥4400
【どんな造り手?】
チェラスオーロ・ディ・ヴィットリアを代表する造り手。自然なワイン造りに傾倒しており、アンフォラ発酵はいち早く導入。 今では非常に高い完成度を誇っている。
【どんなワイン?】
昨年とまったく同品種同比率であるにもかかわらず、明らかに複雑で深みのあるワインに仕上がった。10日間のマセレーションがワインをさらにリッチにし、エキゾチックなフルーツの香りが岩そのものを髣髴とさせる強いミネラル感の上にしっかりと乗っている。シュナンやガルガーネガに類似するグレカニコという偉大な品種は、熟成にも耐えうる。
No.6【熟成白】ソーヴィニョン / ファルケンシュタイン
ヴィンテージ:2014 品種:ソーヴィニョン 輸入元:フィラディス 価格:¥5500
【どんな造り手?】
ファルケンシュタインはアルト・アディジェの州都トレントから北へ65Km、オーストリアの国境に程近いナトゥルノ村にワイナリーを構える。この地に僅かしか存在しないドメーヌの一つであり、小さな家族経営のワイナリーであるが現在の畑は200年も前から先祖代々受け継がれてきたリンゴ畑という歴史を持つ。
現当主のフランツ・プラッツナーは学生時代に修学旅行で訪れたオーストリアのヴァッハウでワインに目覚め、趣味としてブドウ栽培を始めたが彼のワインへの情熱は増す一方で1989年には妻のベルナドットと共にワイン造りのみに専念することを決意した。
彼らの所有する畑は8haで全体が南に開けており、海抜675mと標高の高い畑の土壌は痩せているため耕すのは決して簡単ではない。しかしながら、プラッツナー夫妻は畑での仕事をほとんど全て手作業で行っている。機械の使用はほんのサポート程度で、栽培時の草刈り機や根覆いのための土寄機、収穫したブドウをセラーへ運搬するためのトラクターと必要最小限である。なぜなら彼らは大昔からの岩の多いこの土地は偉大なキャラクターの白ワインと繊細な赤ワインを造るのに理想的であり、自然なアプローチが一番であることを知っているからである。
フランツが「言葉数こそ少ないものの彼は本物のブドウ栽培者である」とガンベロ・ロッソ誌から評され、妻のベルナドットもそのほとんどの時間を畑でブドウとともに過ごしているというのにもうなずける。
醸造に関しては、イタリアでは珍しい白品種に大樽(アカシア)を用いて醸造を行い、赤品種では小樽(オーク)を用いる。これはオークに比べアカシアは非常にニュートラルでワインに余計なフレーバーを与えない特性があり、フランツは自分の白ワインに余分な香りが付くのを決して望まないからである。
ファルケンシュタインのワインが驚くほどピュアでクリアなのは品種の個性を活かすという彼の強いこだわりの表れであり、フラッグシップであるリースリングはガンベロ・ロッソ誌の3(トレ)ビッキエリを10年連続で獲得するという快挙を成し遂げている。「酸のはっきりとした、エレガントなアロマとミネラルのノートのあるワインを目指している」と語るフランツのワインは、同誌から「どの品種も甲乙つけがたい」と更に太鼓判を押され、ヴェロネッリ誌やエスプレッソ誌といった評価誌でも各品種が高評価を受けている。
【どんなワイン?】
アカシアの大樽で発酵、澱と共に10ヶ月熟成
海抜600-700m、全て南向きの1.5haの畑のブドウを使用。柑橘果実、アプリコットや黄色い花にわずかな青いハーブのアロマ。口に含むと、丸い酸に包まれた密度の高い果実味と旨味が広がり、そこにソーヴィニヨン・ブランらしいほろ苦さもしっかり感じられる。