ワインについて
エノテカオグラワインセット第17弾!
泡白ロゼが各2本ずつ入った基本のワインセットです。
6月10日のYoutubeライブで選定したワインをお届けします。
ライブのアーカイブこちらから
https://www.youtube.com/live/0XUaC0P8Sls?feature=share
自宅でイタリア料理を作ってイタリアワインを飲んで二日酔い?になりましょう!
セットなので価格もお求めやすく、さらに送料無料です。(一部地域除く)
No.1 【微発泡】330slm / コスラ ディ ラ
ヴィンテージ:NV タイプ:微発泡 産地:ヴェネト州 品種:グレラ 輸入元:37ワインズ 価格:¥3960
【どんな造り手?】
コスタディラは、エルネスト・カッテル氏らが始めた蔵元。エルネストは、コルフォンドと呼ばれる昔ながらのフリッツァンテを世に知らしめた功労者の一人で、惜しまれつつも2018年7月に他界。現在はもう一人の主要メンバーであったミケーレが中心となってワイン造りを行っている。彼らのフリッツァンテはIGTの白としてリリースされているが、そのスタイルはかつて存在した昔ながらのプロセッコそのものである。コスタ・ディ・ラの造る伝統的プロセッコを模したワインは、パーティフィズと化した現代のプロセッコとは異なり、コルフォンドと呼ばれ、酵母添加や澱引きを伴わない瓶内二次発酵方式により造られる。
【どんなワイン?】
ぐるぐるファンの皆様、第8段とはブドウ畑の標高が違う前回は450mでしたが今回は330m。よりはっきりした果実味、ぐびぐび楽しめます。(小松)
畑:セッレ(カンペア・ディ・ミアーネ) 南及び南東向き 海抜250-350 m
泥灰・粘土質浅層土壌 樹齢30年 ドッピオ・カポヴォルド方式
収穫 ハンドピック 9月下旬 - 10月上旬
醸造 メトド・アンチェストラーレ 天然酵母による1次発酵(10hl ステンレスタンク)
瓶内2次発酵 ノンフィルター SO2無添加
生産本数 9,300本
SO2 6 mg/l
旨味たっぷりのコスタディラのスタンダードキュベ。今回のロットは短期間醸しの
色の濃いバージョン。多めのオリ、酵母感たっぷりの野性味感
No.2【橙】ガルナッチャ / モンテ セコンド
ヴィンテージ:2019 品種:ガルナッチャ 産地:トスカーナ州 輸入元:ヴィナイオータ 価格:¥4400
【どんな造り手?】
去年ヴィナイオッティマーナというイベントで小倉さんと実際に会いました。優しいお人柄はワインにもよく表れています。第1弾のロゼ微発泡のガズィイでお馴染みの方もいらっしゃるのでは?(小松)
フィレンツェの南東20km、キャンティ クラッシコ地区の北西、サン カッシャーノ イン ヴァル ディ ペーザのワイナリー、モンテセコンド。
北アフリカで幼少期を過ごしていた現当主シルヴィオ メッサーナは、1964年に父親がチェルバイアのブドウ園を購入したことをきっかけにイタリアに戻ります。思春期のシルヴィオはボストンの大学に進学、音楽に熱い情熱を傾けます。卒業後ニューヨークに移り住み、サウンドトラック(映画やドラマ、CMの挿入曲)の作曲などサックス奏者として活動しながら、ワインショップでワインの販売をして暮らしていました。そのうちに音楽の持つ自由さと創造性の高い部分が彼の中でワインとリンクし、故郷トスカーナのブドウ畑へと彼の人生を導いていきます。
1999年、イタリアに帰国しワイン生産者として生きていくことを決意。2000年にファーストヴィンテージをボトリング。自然環境に配慮しつつテロワールやこの地域独特の気候、畑で働く人の想いをワインにトレースするために、2001年からは有機栽培を実践、その後も徐々にビオディナミ農法へと切り換えていきます。
現在ブドウ畑は合わせて17ヘクタールの広さで、チェルバイアのワイナリーに隣接する比較的温暖な標高250mのガレストロ(キャンティで見られる石灰を含んだ粘土質土壌)の区画と、自宅のあるヴィニャーノの標高450mの石灰岩質土壌の区画に畑を持ち、それら2つの区画のものをブレンドすることで、それぞれの畑の特性を合わせ持ったワインを生産しています。
ラベルのカエルは、エクアドルで守り神と考えられているガマガエルで、元々貴族の土地であったキャンティらしく王冠を付けたデザインとなりました。Sarf(サーフ)はアラビア語で「交換」を意味しており、トスカーナの栽培農家から買い上げたブドウでシルヴィオが醸造を行うプロジェクトの名前。買い叩かれてしまうブドウを救いつつ、違う生産地域のブドウを自分が仕込んだらどのようなワインになるか、シルヴィオの好奇心を満たすために始められました。
【どんなワイン?】
ちょうどいい飲み心地のオレンジ色。仕事終わりの疲れた体に沁むこむ寛ぎのワインです。(小松)
モンテセコンドから45kmほど南にあるサン ジミニャーノは、中世に建てられた13本の塔が現存し世界遺産に認定されている街。ヴェルナッチャ ディ サンジミニャーノは1276年の古文書の中でその名前を確認できるブドウ品種だが、その起源には様々な説が存在し今のところ分かっていないことが多い。スペインのガルナッチャ(グルナッシュ)という黒ブドウの名前がヴェルナッチャから取られた可能性があることからガルナッチャと名付けられたのがこのワイン。
サン ジミニャーノでブドウを栽培するフェデリーコから買い付けたヴェルナッチャをワイナリーまで運び、一部のブドウは足で潰し、残りのブドウは房のままタンクへと入れられ、10日間のマセレーションとアルコール醗酵を行う。圧搾後、セメントタンクで醗酵の続きと熟成を行う。
No.3【ロゼ】イル ミーモ / カンタルーポ
ヴィンテージ:2021 品種:ネッビオーロ 産地:ピエモンテ州 輸入元:テラヴェール 価格:¥2640
【どんな造り手?】
海底が隆起したランゲの土壌は海底に由来する。ガッティナーラは火山岩なので山に由来する。ゲンメのモレーンは氷河が削り取った谷、川に由来する酸性土壌。ゲンメならではの個性を最も忠実に表現する。ゲンメを代表する老舗 カンタルーポ。 その起源は 16世紀に遡る。その頃から葡萄栽培を続けていてゲンメ最古の造り手の 1 人。
【どんなワイン?】
通常ネッビオーロは2年以上の樽熟成を経てリリースされる”偉大な赤ワイン”を作る品種であるが、このイルミーモは難しいことを考えないで楽しめる珍しいワイン。(小松)
畑の個性やブレクレマ、カレッラ、ヴァレラ区画のアッサンブラージュ。標高は280~310m。収穫は10月後半。スキンコンタクトは一夜のみで美しいロゼ色を引き出す。その後、果皮を分けられ、ステンレスタンクでゆっくりと発酵後、別のタンクに移し替え低温で自然に安定するまで待つ。ボトリングは春になってから。