

ワインについて
小倉イタリアツアーで訪れたアマルフィ。
何気なく注文したロザートがこのワインでした。
「これ、日本で買える造り手だけど、このロゼは日本にない」
ということで帰国後、輸入元にオーダーし待つこと半年以上。やっと到着しまいた。
エノオグ限定のワインです!
ヴィンテージ:2022年 産地:カンパーニア州 品種:アリアニコ100% 輸入元:ラシーヌ
【どんなワイン?】
10月下旬から11月上旬にかけて収穫された若木のアリアニコから造られる。ステンレスタンクで発酵、ステンレスタンクで約4ヶ月間熟成、少なくとも2ヶ月間瓶内熟成。
フレッシュな赤い果実が印象的な、食事とも合わせやすいロザート。
【どんな造り手?】
敬意と共に「南のバローロ」と称賛される、カンパーニャ州DOCGの帝王格、タウラージの生産者。ナポリから東に約50kmの内陸で、人を拒絶するかのような急峻な山岳地帯、アヴェリーノ県に広がるタウラージDOCG。その中でも歴史的に最上と畏敬される2つの区画のうちの一つ、モンテマラーノの土壌が育むアリアニコが生産の中心。火山性土壌と、石灰質土壌の混在する地域で、区画やブドウの樹齢の違いによる、根の張り方によって、ワインの性格は大きく変わる。サルヴァトーレ・モレッティエーリがこの地を取得したのは1983年。生産する赤ワインは全て同区画(チンクエ・クエルチェ)のアリアニコ100%だが、樹齢の差によりタウラージ・リセルヴァからIGTイルピーニャ・アリアニコまでを区分する。タウラージは、イタリア南部随一の高貴品種アリアニコの傑作であるが、高い酸と多量のフェノール類、エキス分を持ち、リリース直後は近寄りがたいほどの厳格さを持つ。しかし10年近くの熟成により、バラのドライフラワーなど、華麗で官能的なアロマと、深遠かつ長大な余韻という、古典的アリアニコの偉大な特性を見事に表現する。