ワインについて
エノオグワインセット!
自宅でイタリア料理を作ってイタリアワインを飲んで二日酔い?になりましょう!
セットなので価格もお求めやすく、さらに送料無料です。(一部地域除く)
クリスマスに向けてちょっといいワインをご用意しました。
これで一日レストランやれそうです。(去年も思いました。)
泡はレガーロのハウスブリュット「カ・デル・ボスコ」
白はシチリアからアリアンナ・オッキピンティのグリッロ上級キュヴェと
ヴォドピーヴェッツのヴィトフスカT(Tはテッラコッタ=アンフォラ)
ロゼはアブルッツォの最強ロゼ。食事はなんでも合います。
赤はクラシックなサンジョヴェーゼとネッビオーロ。
豪華なお家ディナーをお楽しみください!
No.1【泡】フランチャコルタ キュヴェ プレステージ エディツィオーネ 47/カ デル ボスコ
ヴィンテージ:NV 価格6,820円 産地:ロンバルディア州 品種:シャルドネ82%、ピノ ビアンコ1.5%、ピノ ネーロ16.5% 輸入元:フードライナー
【どんなワイン?】
テロワールの違いをカ デル ボスコ スタイルで表現した同社のフラッグシップ ワイン。1976年にフランチャコルタ ピノの名前でフランチャコルタとして初めて発売したこのワインは、1991年にブリュットNVと名前を変更し、テロワールをより表現したスタイルに変更。そして30年以上の経験と献身の末、2005年キュヴェ プレステージへと昇華、独自の明確なアイデンティティを確立。
そして2017年の収穫からエディツィオーネの名が追加され、収穫年ごとのヴィンテージのニュアンスが識別できるスタイルとなった。ラベルに書かれた数字は主となるキュヴェのヴィンテージを表している。
【どんなワイナリー?】
カデル ボスコ社はフランチャコルタのメッカであるロンバルディア州エルブスコにあります。客人を迎えるべく入口にそびえ立つ金色の巨大な門は、イタリアの有名彫刻家ポモドーロの作品です。畑の土壌の特徴別に小さく分けられた区画ごとに収穫されたブドウはワイナリーまで丁寧に運ばれ、最新の技術をもって醸造されています。
カデル ボスコでは収穫したブドウをプレス前、独自に開発した「ベリースパ」と呼ばれるシステムにより洗浄。ブドウについた汚れを洗い流してから醸造しています。洗浄することにより極限まで酸化防止剤の使用を抑えることができる画期的なシステムです。醸造所内ではマストにストレスを与えないようにポンプは使用せず、自重力のみで液体を移動させる液体専用の巨大なタンク式エレベーターを設置し、マストを一切空気に触れさせることなく、丁寧なワイン造りが行われています。
No.2【白】ヴィーノ ディ コントラーダ サンタ マルゲリータ グリッロ/アリアンナ オッキピンティ
ヴィンテージ:2022年 価格9,680円 産地:シチリア州 品種:グリッロ100% 輸入元:ヴィナイオータ
【どんなワイン?】
「SM」は、ブドウが植えられている場所、キアラモンテ グルフィ郊外にあるSanta Margherita(サンタ マルゲリータ)の略。新たに買い足した畑の石灰質土壌と高い標高(500m)という条件が、テンションの高い白を造るためには有効と考え、シチリアを代表する白ブドウ品種であるグリッロを植えた。ファーストヴィンテージは2020年。
48時間マセレーション後、皮を引き、セメントタンクとオーストリア産オーク樽で続きの発酵が行われる。澱引き後、同じ容器に戻し12ヶ月間熟成。
【どんなワイナリー?】
シチリア島の東南部ヴィットーリアで、2004年ヴィンテージより彗星のごとくイタリアワイン界にデビューしたアリアンナ オッキピンティ。そのころの彼女に大きな影響を与えたのはフランク・コーネリッセンの過激ともいえるワイン哲学であった。その哲学を引き継ぐようなワイン造りを当初は行っていたが、その後、彼女の天賦の才であるコミュニケーション能力により華麗なるも充実した多くの国々の生産者との交わりにより近年は理想の追求だけではなく実践的で円熟味を増したワイン造りに進化しており、ヴィットーリアという地域を表現した普遍的な素晴らしいワインを産み出している。
ブドウだけで25ヘクタール、オリーヴで16ヘクタールの栽培面積があり、自社農園で栽培した食物を使い、オリーヴオイル、パスタ、ケイパーの塩漬け、ジャム、ハチミツなどの食品も生産している。
No.3【白】ヴィトフスカ T/ ヴォドピーヴェッツ
ヴィンテージ:2013年 価格8,910円 産地:フリウリ ヴェネツィア ジューリア州 品種:ヴィトフスカ100% 輸入元:ヴィナイオータ
【どんなワイン?】
パオロが使っている樽は内側を一切焦がしていないもののため、いわゆる樽香が付くことはないが、それでも樽で熟成させることによって生まれる香りや風味があるという。ヴィトフスカというブドウ品種の特性をフィーチャーし、よりピュアなヴィトフスカをという想いから、テラコッタ(アンフォラ)という極めてニュートラルなマテリアルでのみ、醗酵から熟成までの全過程を行ったワイン。
アンフォラで皮ごとの醸し醗酵と熟成、プレス後再びアンフォラに戻して熟成。TはテラコッタのTからきており、2011年からリリースしている。2011年ヴィンテージは半年間の醸し醗酵&初期段階の熟成の後に圧搾、2年半の熟成を行った。アンフォラでの熟成は、木樽よりも還元的な環境での熟成のため、タンニンは少し軽くても良いのかも?と考えたパオロ。2012年ヴィンテージは約半量を半年間皮ごと、残り半分を果帽が浮き上がり醗酵が始まったことが確認できた段階で圧搾し、モストを再度アンフォラに戻して醗酵熟成。2013年ヴィンテージは約1年の皮ごと醸し醗酵後に圧搾、熟成させている。
【どんなワイナリー?】
イタリア北部の東端トリエステから北に15km、カルソ地方と呼ばれる石灰岩の台地のほぼ中央であるズゴーニコ郊外の小さな集落コッルドロッツァにヴォドピーヴェッツのワイナリーはあります。農業学校を卒業したパオロ(当時25歳)は、1994年に弟ヴァルテルと共に起業し、それまで花や野菜、バルクワインの販売で生計を立てていた両親から畑を受け継ぎ、1997年から自家瓶詰めを始めました。
カルソは硬い石灰岩の岩盤で構成されているため土が極端に少なく、一般的にブドウ栽培に適さないと考えられてきましたが、パオロはミネラルが豊富なカルソという土地を表現するにはヴィトフスカこそが最良のブドウであると信じ、100年後にこの場所でブドウを栽培する人たちに向けカルソの持っている可能性を表現したいと考えています。海から10kmほどの場所にある、海抜260mの赤い粘土土壌が特徴的なブドウ畑では、地熱の影響でブドウがより凝縮しつつ、ボーラと呼ばれるこの地域特有の強風に枝を折られないように低めに仕立てたアルベレッロで、ボルドー液以外の農薬は使用せずに栽培を行っています。
No.4【ロゼ】レ チンチェ チェラスオーロ ダブルッツォ/デ フェルモ
ヴィンテージ:2020 価格4,730円 産地:アブルッツォ州 品種:モンテプルチャーノ100% 輸入元:ヴィナイオータ
【どんなワイン?】
アブルッツォの人たちにとっての“ワイン”とは、チェラズオーロを指し、日常に寄り添う存在であるロゼワイン。樹齢25年のモンテプルチャーノを早いタイミングで手作業で収穫し、その後一部全房のままバスケットプレスで圧搾。3~4時間のマセレーションを行い、モストを樽ないしセメントタンクで醗酵させ、8~10か月間木樽で熟成を行い、ノンフィルターでボトリング。
【どんなワイナリー?】
アブルッツォ州中部ペスカーラから西に約30km、イタリアを代表する生産者エドアルド ヴァレンティーニのセラーがあるロレート アプルティーノの郊外で170ヘクタールという広大な敷地で農業を営むデ フェルモ家。
ボローニャ出身のステーファノは妻エロイザの実家の敷地で、2008年から1ヘクタールの畑を借りてブドウの栽培を開始しました。初めの頃、ワインを造るのはハードルが高く、自分の理想とするセラーを造るには莫大な費用がかかるため半ば諦めていた、ステーファノ。2008、2009年の2ヴィンテージはブドウを栽培するだけで、収穫したブドウは売却していました。
ひょんなきっかけから、妻の実家の建物の一つで、誰も中を見たことがなかった扉の鍵を受け取り、54年振りにその扉が開けられると、中にはなんと昔のワインセラーが。調べてみるとこの農場は10世紀に修道士が住み着きブドウを栽培していた土地であり、1785年から義母の叔父が知られざる理由により1955年に醸造をやめるまで、デ フェルモ家がこの場所でワインを造っていたことが判明。そこから、ステーファノは、2010年春に5トンのモンテプルチャーノを醸造したところから本格的なワイナリーとしての活動を始めました。
2011年にはシャルドネ、2012年からプレスしたモンテプルチャーノのモストからチェラズオーロ(ロゼ)、2013年からペコリーノの醸造をスタートし、農場全体の管理を任されることになりました。ワイン用のブドウ畑は海抜320mの粘土質土壌で広さは17ヘクタール、その年最も良かった区画のものだけを自ら醸造し、それ以外のものは売却するという贅沢な形で現在は4万本を生産しています。ワイン以外にもオリーヴオイルや豆類、小麦粉をビオディナミ農法で栽培。ワイナリーでは出来るだけシンプルな醸造を心掛け、醗酵や熟成にはセメントタンクや使い古しのトノー、スラヴォニア産の大樽を使い、清澄作業や濾過を行わずボトリングされます。酸化防止剤は、澱引きのための樽の移し替え時ないしボトリング時に最小限度の量のみ使用しています。
No.5【赤】キアンティ クラシコ グラン セレツィオーネ ヴィーニェ ディ モントルネッロ/ビッビアーノ
ヴィンテージ:2019年 価格6,820円 産地:トスカーナ州 品種:サンジョヴェーゼ100% 輸入元:テラヴェール
【どんなワイン?】
モントルネッロ畑。北東向き斜面。薄い砂層や石灰石や赤粘土等が溶けこんだ粘土石灰質の堆積土壌。収穫は10月初旬から中旬にかけてスタート。除梗後、セメントタンクでデレスタージュを施しながら33日間発酵、マセラシオン。40%はセメントタンク、60%はフレンチオーク樽とスラヴォニア産オーク樽で24ヶ月間熟成。その後、6ヶ月間の瓶内熟成。
【どんなワイナリー?】
「ビオンディ・サンティ」に学び、「カーゼ・バッセ」「モンテヴェルティーネ」「ポッジオ・ディ・ソット」「ヴィラ・ローザ」等を指導したジュリオ・ガンベッリ。
『1942~2004年までガンベッリはビッビアーノで働いていた。彼の思想を今に残している造り手の代表格こそがビッビアーノ』
数値分析に頼る事なく、葡萄の味とワインの試飲をワイン造りの基本とし、正確な試飲分析で仕立や葡萄の状態までも言い当てたと言われている。
『ガンベッリ最大の特徴は長いマセラシオン。現代のキャンティは10日前後が主流だが、ビッビアーノでは15~30日と非常に長くなっている』
長いマセラシオンがサンジョヴェーゼの本当の個性を引き出す唯一の方法であり、長くマセラシオンする為には健全な葡萄が必要になる。
『長いマセラシオンには高い葡萄の質と清潔さが必須。腐敗果が揮発酸のリスクを上げる。醸造環境が不衛生だとブレットのリスクが高まる』
ガンベッリの要求は非常に厳しく、僅かなSO2以外ベントナイト、アラビアガムなどの使用は一切許されず、毎日の徹底的な清掃も要求された。
『グラン・セレッツィオーネは20日以上。本当に偉大な年で最高の葡萄が手に入った時は30日以上のマセラシオンが必要になる』
サンジョヴェーゼの純粋さ、緻密さ、そして偉大さを得るには長い時間と最低限の温度管理だけで自由に成長させる事が最重要。
『気難しく、天候や醸造環境の影響を強く受けるサンジョヴェーゼは醸造技術で強制されがちだが、その本当の個性は技術では作れない』
No.6【赤】バルバレスコ モンディーノ/ ピエロ ブッソ
ヴィンテージ:2020年 価格10,780円 産地:ピエモンテ州 品種:ネッビオーロ100% 輸入元:テラヴェール
【どんなワイン?】
ネイヴェのバッルーリ畑(アルベッザーニの丘の1つ北)の中にあり、ワイン名の由来となった丘、ブリッコ・モンディーノに位置。標高240mの南東向き斜面。シルト、粘土主体の泥灰土壌の「マルネ・ディ・サンタガタ・フォッシリ」と呼ばれる青い泥灰土壌で砂質が多い。樹齢は40-50年。除梗後、温度管理されたステンレスタンクで発酵、約30日間のマセラシオン。大樽で最低でも18ヶ月間以上熟成。その後、6ヶ月間以上瓶内熟成。
【どんなワイナリー?】
『カステロ・ディ・ネイヴェ、そして、ブルノ・ジャコーザが所有したバルバレスコで最も重要な畑、サント・ステファノ。この畑はアルベッザーニの中心にあります』
バルバレスコ、ネイヴェ村の北西部、ガッリーナと並行する、アルベッザーニの丘の頂上部分に位置するカンティーナ、ピエロ・ブッソ。バルバレスコに10haを所有する老舗です。
『1948年にグイド・ブッソによって設立されましたが、グイドの突然の死によってほとんどの畑は売却されてしまいます。アルベッザーニだけは辛うじて残されたのです』
グイドの息子、ピエロは葡萄栽培だけでなく、ワイン醸造、ボトリングまでを手掛ける事を決意。1982年に始めてバルバレスコ・アルベッザーニをリリースします。
『当時、プロデュットリ・デル・バルバレスコは絶対的存在でした。プロデュットリに売らず、自分達で販売まで行う事はバルバレスコでは不可能と思えました』
1985年にはアルベッザーニの1つ北のバッルーリ畑の中のブリッコ・モンディーノを取得。1999年にはアルベッザーニの1つ南の丘にあるガッリーナを取得しました。
『2000年にはネイヴェでとは土壌が違うトレイゾ村の南東斜面のサン・ステューネットを取得。サーラバリアン紀の石灰質の強い土壌で硬質なワインを産みます』
ネイヴェ村のアルベッザーニやガリーナはタナロ川に近く、砂質が混じるトルトニアン紀の土壌で比較的暖かく、昼夜の寒暖差も小さいので香高く、繊細な味わい。