イタリアに行って現地で飲んで感動した造り手のワインセット その2 「スカルパ」【泡・白・赤・赤・赤・赤・赤6種6本】
イタリアに行って現地で飲んで感動した造り手のワインセット その2 「スカルパ」【泡・白・赤・赤・赤・赤・赤6種6本】
受取状況を読み込めませんでした













ワインについて
エノテカオグラワインセット!
2025/4Scarpa訪問
【これがピエモンテの地酒。スカルパ訪問記】
ミラノ・マルペンサ空港に到着後、休む間もなく車で約2時間、スカルパのワイナリーがあるニッツァ・モンフェッラートへ移動しました。
スカルパのワイナリーは、小さな街の一角に静かに佇んでいます。
意外にもワイナリー自体は中規模ほどのサイズで、たくさんの種類のワインを造っている印象から大規模な施設を想像しており、少し驚きました。
もともとスカルパは、ブドウを仕入れてワインを造る「ネゴシアン」として知られていましたが、現在はすべて自社畑のブドウを使用しています。近年は日本で紹介される機会が少なかったため、あまり知られていません。
ワイナリーでは、CEOのダヴィデ氏が笑顔で迎えてくれました。彼とは3月に日本で会ったばかりでした。
ティスティングの前に、まずは醸造施設を見学させていただきました。
一般的なワイナリーと同様、スカルパにも以下のような複数の設備が備わっています:
圧搾機
醸造施設
樽熟成庫
ボトリング設備
セラー(貯蔵庫)
ティスティングルーム
ブドウの収穫は9月〜10月頃のため、圧搾については簡単な説明のみでしたが、ステンレスタンクが整然と並ぶ醸造室に案内されました。
スカルパのこだわりのひとつは、すべてのワインをステンレスタンクで発酵させることで、清潔感のある味わいを実現している点です。なお、2018年からは新しいバローロのクリュ「モンヴィリエーロ」のみ、大型の縦型オーク発酵槽を使用しています。
「ワインには品種の個性が表れていることが重要です」と、ダヴィデ氏は語ります。
発酵を終えて静置されたワインがタンク内に並ぶ様子は、まさに圧巻でした。
次に案内されたのは熟成室です。
大小さまざまなオーク樽には、それぞれのワイン名とヴィンテージが明記されており、ワインによって1年〜3年ほど樽熟成が行われます。
特に印象的だったのは、スカルパの「ライブラリー」にあたるヴィンテージワインセラー。
1962年のバローロから2017年のバルバレスコまで、主にマグナムボトルで保管されています。毎年、生産量の中から一定の割合をこのライブラリーに保存しているそうです。
そして、いよいよ待ちに待ったティスティングへ。
スカルパでは10種類以上のワインを生産しており、今回も一通り試飲させていただきました。
特に印象に残ったのは、ニッツァ・モンフェッラートが誇るバルベーラ。
カジュアルな「カーサ・スカルパ」と、単一畑の長期熟成型「ラ・ボリオーナ」がありました。
「カーサ・スカルパ」は、ステンレスタンクで発酵・熟成されており、クリーンで飲みやすいタイプ。
一方の「ラ・ボリオーナ」は、日本での現行ヴィンテージが2018年という長期熟成タイプで、赤い果実のニュアンスと複雑味、そして見事なバランスが光る素晴らしい一本でした。
ランチでは、地元で親しまれている魚料理が振る舞われ、赤ワインとの意外な相性も楽しむことができました。
特に印象に残ったのが、アンチョビとバターをパンに乗せた「Acciughe al burro」。シンプルながら、忘れがたい味わいでした。
自宅でイタリア料理を作ってイタリアワインを飲んで二日酔い?になりましょう!
セットなので価格もお求めやすく、さらに送料無料です。(一部地域除く)
【どんな造り手】スカルパ ピエモンテ州ニッツァ・モンフェッラート
1900年に設立されたスカルパは、農業の魂とホスピタリティへの自然な適性を融合させている。情熱、品質、そしてコミットメントが、ピエモンテの偉大なワインの生産における最も重要な拠点の一つを生み出し、ニッツァ・モンフェッラートの歴史的なワイナリーや、ユネスコの世界遺産であるバローロのブドウ畑に囲まれたスカルパ・ヴィラのホスピタリティに表れている。
純粋さ、エレガンス、そして時間
(時を意味する)の同義語
スカルパ社の特別な古いヴィンテージのコレクションは、スカルパ社のワイン造りのスタイルの長寿を証明している。
La Bogliona Barbera d’Asti Superiore DOCG、
スカルパの世界的なアイコンから、偉大なシングルヴィンヤードまで、すべてはピエモンテの土着品種から生まれている。
No.1【微発泡・甘】タッコドディチ モスカートダスティ スカルパ
ヴィンテージ:2023 価格3190円 品種:モスカート
【どんなワイン?】
品種: モスカート
村: アクイテルメ
畑面積: 3,4 ha
畑の向き: 南西向き、南東向き
座標: 44.706317, 8.421159
標高: 海抜 380 m
植樹した年: 1980 年と 2014年
土壌:主に粘土質と砂質の土壌を持つ異なる独立した区画
醸造: 最初のブドウの圧搾後、0度の冷蔵室で清澄作業が行われ、モストが保存される。15度の温度管理されたでオートクレーブ内で発酵が行われ、ボトリング前に常にオートクレーブ内で40日間熟成。
テイスティングコメント
外観: 淡く明るい麦わら色
香り: 黄桃、セージ、エルダーフラワー、ラベンダーのノート
味わい: ふくよかな口当たり、いきいきとした酸味によってバランスのとれたものかな甘さ
合わせるお料理: ヘーゼルナッツケーキ、グリーンアンチョビ、チーズケーキ
熟成のポテンシャル: 3年以上
ボトルの形: ブルゴーニュ白ワイン
容量: 750ml
No.2【白】モンフェッラート ビアンコ ティモラッソ
ヴィンテージ:2021年 価格4840円 品種:ティモラッソ
【どんなワイン?】
品種: ティモラッソ
村: アクイテルメ
畑面積: 0,8 ha
畑の向き: 東向き
座標: 44.705849, 8.417948
標高: 海抜 380 m
植樹した年: 2017年に接ぎ木更新 , 2005年
土壌: 主に粘土質土壌
醸造: 果皮とともに20時間の低温マセラシオン
(10℃以下)を行った後、 圧搾。果汁は24時間の低温静置による清澄を経て、ステンレスタンクで発酵。その後、バトナージュを行いながら9か月間
ステンレスタンクで熟成。瓶詰め後、さらに24か月間の熟成を経てリリース される。
【テイスティングコメント】
外観: 輝く麦わら色
香り: 白い花、柑橘類、サフラン、火打石の花の香りのヒント
味わい: ミディアムボディ、控えめなミネラルとバランスの取れた酸味、長く持続するフィニッシュ
合わせるお料理: シーザーサラダ、チキンサラダ、貝類
熟成のポテンシャル: 5年から10年.
ボトルの形: エンボス加工されたスカルパのロゴのある
エメラルドカラーのボルドータイプ
容量: 750ml
No.3【赤】ペラヴェルガ ヴェルドゥーノ
ヴィンテージ:2022年 価格4840円 品種: ペラヴェルガ
【どんなワイン?】
畑面積: 1,10 ha
畑の向き: 南東向き
座標: 44.676512, 7.947376
標高: 海抜 350 m
植樹した年: 1970年, 2019年に接ぎ木更新
土壌: 水はけの良い明るい色の土壌で、石灰と砂を豊富に含む
醸造: 果皮とともに10日間のマセラシオンを行い、ステンレスタンクで 発酵。1日2回の手作業によるルモンタージュを実施。アルコール 発酵終了後、圧搾したワインはステンレスタンクでマロラクティック発酵を完了させ、その後6か月間の熟成を経て瓶詰めされる。
【テイスティングコメント】
外観: 中程度のルビーレッド色
香り: 若いうちはイチゴや赤い果実のフルーティー な香りを持ち、熟成とともに黒コショウなどのスパイスを思わせるニュアンスが際立つ
味わい: 心地よいフレッシュさを持つ上質なボディ、軽やかな
タンニン、スパイシーなフィニッシュ。
あわせるお料理: 調理されたサラミ、モルタデッラ、白身肉、ウナギ
熟成のポテンシャル: 5年以上
ボトルの形: ブルゴーニュタイプ
容量: 750ml
No.4【赤】ブラケット ダクイ セッコ
ヴィンテージ:2022年 価格4840円 品種:ブラケット
【どんなワイン?】
産地: アクイテルメ
畑面積: 0,9 ha
畑の向き: 西向き
座標: 44.706042, 8.422040
標高: 海抜 350 m
植樹した年: 1980年
土壌: 白みを帯びた土壌に砂質の層が交じる
醸造: 果皮とともに12日間のマセラシオンを行い、50ヘクトリットルの ステンレスタンクで発酵。1日2回の手作業によるルモンタージュ を実施。アルコール発酵終了後、圧搾したワインはステンレスタ ンクでマロラクティック発酵を完了させ、その後9か月間の熟成を経て瓶詰めされる。
【テイスティングコメント】
外観: ライトなガーネット色
香り: 香り高くフローラルなヒントがあり、カルダモンやシトラスのヒントが感じられ、美しい洗練さとムスクのノートが特徴
味わい: ミディアムボディ、心地よいフレッシュさ、アロマティックな香りが続く。
合わせるお料理: 燻製した魚、ダークチョコレート、スパイシーな食べ物
熟成のポテンシャル: 10年以上
ボトルの形: スカルパのロゴのあるボルドータイプ
容量: 750ml
No.5【赤】ランゲ ネッビオーロ ブリック ダ ノータ
ヴィンテージ:2021年 価格4840円 品種: ネッビオーロ
【どんなワイン?】
産地: ロエロ
畑の向き: 南向き
標高: 海抜 380 m
土壌: 主にミネラルが豊富な砂質土壌
醸造: 54hlのステンレスタンクで21日間の果皮浸漬、1日2回の手動ポンプオーバーが行われる。アルコール発酵後、マロラクティック発酵が完了するまでステンレスタンク。アリエ産フレンチオークの45 hlの大樽で12ヶ月間熟成。瓶詰め後、ワインは市場に出る前に6ヶ月間熟成。
テイスティングコメント
外観: 中程度の強さのルビーレッド
香り: 強い花のニュアンス、赤系果実の背景を持つスミレのノート
味わい: 中程度のボディ、タンニンをともなうよいフレッシュ感、繊細でエレガント。タンニンとフレッシュ感がこのワインのきれいな骨格を与える。
あわせるお料理: ピエモンテのカルネクルーダ、アニョロッティアイプリン
熟成のポテンシャル: 15年以上
ボトルの形:スカルパ専用に作られた細長いネックと琥珀色のブルゴーニュタイプ。スカルパの紋章がボトルにエンボス加工されている
容量: 750ml
No.6【赤】ラ ボリオーナ バルベーラ ダスティ スーペリオーレ
ヴィンテージ:2019年 価格9350円 品種: バルベーラ
【どんなワイン?】
産地: アクイテルメ
畑面積: 3,5 ha
畑の向き: 南西向き
座標: 44.706570, 8.415618
標高: 海抜 400 m
植樹した年: 1970年
土壌: 砂質を持つ中粘土質の土壌で、マグネシウムを含む微量元素が豊富
醸造: 54hlの大樽で18日間の果皮浸漬、1日2回の手動ポンピングが行われる。発酵が終了した後、マロラクティック発酵が完了するまでステンレスタンクでラックが行われる。45hlのフランス・アリエ産オーク樽で32ヶ月間熟成し、その後約6ヶ月間ステンレスタンクで熟成。瓶詰め後、ワインは市場に出る前に4ヶ月間熟成。
【テイスティングコメント】
外観: 深いルビーレッド
香り:熟した黒系果実、ブラックベリーの強い香りに、プラムやチェリー、ラズベリーなどの赤系果実のヒントがある。なめし革や草木の香りも感じられる。
味わい: フルボディで際立った新鮮さ、熟成したタンニン、ミネラルのヒントを伴う長いフィニッシュ。
合わせるお料理: ピエモンテーゼのボッリートミスト、すね肉のオーブン焼き
熟成のポテンシャル: 25年以上
ボトルの形:スカルパ専用に作られた細長いネックと琥珀色のブルゴーニュタイプ。スカルパの紋章がボトルにエンボス加工されている
容量: 750ml