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【シチリアファン必飲!】完全お任せシチリアを味わい尽くすワインセット【ランダム5種5本+乾燥オレガノブーケ+パスタ+シチリアチョコレート】

【シチリアファン必飲!】完全お任せシチリアを味わい尽くすワインセット【ランダム5種5本+乾燥オレガノブーケ+パスタ+シチリアチョコレート】

通常価格 ¥18,000
通常価格 ¥20,196 セール価格 ¥18,000
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ワインについて

エノテカオグラワインセット!

シチリアセットの第二弾です。

ワインが第一弾とは変わりまして、ワインは5種5本入っています。

さらに今回は「小倉シェフからのシチリア土産」をイメージして

現地の市場では必ず売っている「乾燥オレガノブーケ」

シラクーザにもショップがありました。ナチュラルな原材料にこだわったチョコレートメーカー「サバディ」

オレガノを使ったパスタを楽しむなら太めの1.9mmのスパゲッティ「ヴォイエロ」

シチリアワインとシチリア料理をお楽しみください!

シチリア島の特徴

イタリア最大の島シチリアは、太陽と海風に恵まれ、古代から多彩な文化が交差してきました。ワイン造りにおいても、火山性土壌や石灰質土壌など多様なテロワールを活かし、個性豊かな味わいを生み出しています。

西シチリアでは、アラブ文化の影響が色濃く、クスクス・ディ・ペッシェ(魚介のクスクス)やマルサラ酒が有名です。温暖で乾燥した気候のもと、ネロ・ダーヴォラやグリッロをはじめとした土着品種が力強く豊かな果実味を表現します。海に面した街や古代神殿など観光資源も豊富で、開放的で陽気な雰囲気が魅力です。

東シチリアは、エトナ山を中心に火山性土壌が広がり、カリカンテやネレッロ・マスカレーゼといったブドウがミネラル感と繊細な酸を備えたワインを生みます。料理ではパスタ・アッラ・ノルマや新鮮な魚介料理が代表的で、よりエレガントで精緻な味わいが楽しめます。観光面では、カターニアやタオルミーナなど美しい街並みが訪れる人を魅了します。

今回はエノオグセレクトの東西のバランスよく4つの生産者の計12種類のワインからランダムに入っています。

ワインのことでご質問などあれば小松宛にお気軽にご連絡くださいませ。

info@enoteca-ogura.com

夏のシチリアに想いを馳せてシチリア料理を作ってお楽しみください!

【造り手紹介】

Cusumano クズマーノ(東西)

クズマーノはシチリア西部パレルモに本拠を置く家族経営のワイナリーです。父フランチェスコの代から続くブドウ栽培を受け継ぎ、2001年に農学を修めた兄アルベルトと、マーケティングを担う弟ディエゴが本格的にワイナリーを設立しました。わずか20年余りでシチリアを代表する造り手へと飛躍し、今ではイタリア国内外で高い評価を得ています。

「伝統と自然を尊重し、そのための近代化は恐れない」という理念のもと、シチリアを「小さな大陸」と捉え、多様なテロワールの可能性を追求。島内に5カ所・合計545ヘクタールの畑を所有し、ブテーラの石灰質土壌やエトナの火山性土壌など、それぞれの土地の個性を生かしたワインを生み出しています。高品質と優れたコストパフォーマンスを両立するそのスタイルは、シチリアの新しい顔として注目を集めています。

Feudo Montoni フェウド モントーニ(西寄りの内陸)

フェウド・モントーニはシチリア中央部、標高1570mのカンマラータ山の東側に位置する歴史あるワイナリーです。最古の記録は16世紀に遡り、1590年には教皇シクストゥス5世の農学者アンドレア・バッチがそのワインを著書に記しています。現在は創業家の末裔ファビオ・ソレントが当主を務め、代々のブドウ栽培と土地への尊敬を守り続けています。

畑は標高500~800mに広がり、昼夜の寒暖差が大きく、酸と芳香を兼ね備えたブドウが育ちます。土壌は砂岩や礫岩、シルト、石灰岩、青灰色の粘土などが混じり合い、多様なミネラルと野生植物の影響によって独特の香りと複雑さをもたらします。古木のカタラットや樹齢の長いネーロ・ダヴォラは特に評価が高く、フィロキセラ以前の遺伝子を継ぐ樹も残されています。

モントーニのワインは、酸度の高さと低いpH、透明感のある骨格が特徴で、エトナやヴィットリアなど他のシチリア産地とは明確に異なる個性を持ちます。代表的なキュヴェには、オレンジ色の土壌が生む「カタラット・デル・マッソ」、繊細で長熟する「ネーロ・ダヴォラ・ヴルカラ」などがあり、いずれも山岳地帯のテロワールと孤立した環境が育む独自性を体現しています。

Baglio Ingardia バッリョ インガルディア(西)

バリオ・インガルディアはシチリア西部、トラーパニ県エリチェ山の麓に広がる肥沃な土地にある家族経営のアジエンダ・アグリコーラです。その起源は18世紀に遡り、バローネ・トダーロ・デッラ・ガリアが約10ヘクタールのオリーブ畑を開いたことに始まります。その後、インガルディア家の所有となり、長年の努力により敷地は整備・拡張され、現在は20ヘクタール以上に及ぶ畑でオリーブ、ブドウ、小麦などが育てられています。

現在はマリエッラと甥のニコラ、サルヴァトーレが中心となり、オーガニック栽培を実践。自家生産のマメ科植物による緑肥(ソヴェッショ)や有機肥料のみを用い、土壌保全と持続可能な農業を徹底しています。自前の貯水池を備えた最新の灌漑システムにより、乾燥期でも高品質な果実を収穫可能にし、エクストラ・ヴァージン・オリーブオイル、ワイン、クラフトビールといった多彩な製品を生産しています。

伝統を守りつつ環境に配慮した取り組みによって数々の賞を受賞しており、300年にわたる歴史と家族の情熱が息づくシチリアの農園です。

Vini Daino ヴィーニ ダイノ(南西)

ヴィーニ・ダイノは2006年にジャンフランコ・ダイノによって創業された家族経営のワイナリーで、シチリア島南部カルトジローネ近郊、自然保護区「ボスコ・ディ・サント・ピエトロ」の中に位置しています。

この地では古くからネロ・ダーヴォラ、フラッパート、アリカンテといった土着品種の栽培が受け継がれており、同社もその伝統を尊重しつつ有機農法を実践。特にヴィニェリによるアルベレッロ仕立ての栽培と手作業での丁寧な管理により、健全なブドウを育てています。地中海特有の赤い土壌と森がもたらす健全な環境が、化学薬品を用いず低硫黄で仕上げるワインに独自の個性を与えています。

また、地元の職人がボスコ産のコルクを加工し、極めて低いTCA率の高品質なコルク栓を用いるなど、地域資源の活用と持続可能性を重視。サステナビリティ、伝統、品質を柱に、土地の文化と自然の豊かさを反映した、素朴でありながらも真摯なワインを造り続けています。

Alessandro Viola アレッサンドロ・ヴィオラ(西)

シチリア西部トラーパニ県アルカモ出身の自然派生産者。代々続くブドウ農家に生まれ、幼少期から畑に親しんだ彼は「ブドウそのものに良いワインの要素がすべてある」と信じ、化学的介入を排した造りを追求しています。

ピエモンテやジョージア、エトナでの経験を経て帰郷し、友人と立ち上げた「Uva Tantum」で自然栽培と無添加醸造を実現。のちに独立し、自身の名を冠したワイナリーを設立しました。アルカモ郊外の標高200〜400mの畑では農薬を使わず、手作業で丁寧にブドウを育てています。

彼のワインは、シチリアの力強い印象とは対照的に繊細でしなやか。代表作「シンフォニア・ディ・グリッロ」「ノート・ディ・ロッソ」はその哲学を体現するワインです。