






ワインについて
エノテカオグラワインセット!
良質な自然はワインを取り扱うトレジャーフロムネイチャーより、デスデナでお馴染みのクアルティチェッロの白を含んだ6本セットです。
Vino Rosso Reggero = 軽い赤ワインというワインも超おすすめ。
ロゼ好きは必飲です!
自宅でイタリア料理を作ってイタリアワインを飲んで二日酔い?になりましょう!
セットなので価格もお求めやすく、さらに送料無料です。(一部地域除く)
No.1【微泡】イン ボッラ/ アッラ コスティエッラ
ヴィンテージ:2023年 価格3,630円 産地:ヴェネト州 品種:セルプリーノ100% 輸入元:トレジャーフロムネイチャー
【どんなワイン?】
泥灰を含む石灰質土壌、9月初旬に収穫後、自然酵母で発酵、セメントタンクで7ヶ月間熟成、瓶詰め後約1ヶ月間残糖を元に瓶内再発酵。
とびきりフルーティーで爽やかなフリッツァンテ。
白桃、グレープフルーツ、蜂蜜と白い花の爽やかでとびきりフルーティーなアロマ。
ギュッと詰まった果実味で酵母の旨味もじんわりと。ビターでドライな余韻、澱が絡んだトロッとした質感の果実味。
【どんな造り手?】
アッラ・コスティエッラは先代の父ジェラルドから現当主のフィリッポに引き継がれた僅か7ヘクタールの小さなワイナリーです。
彼らのワイナリー名「Alla Costiera=海岸沿い」の由来は、葡萄畑が海岸で太陽を浴びるように位置している為にそう呼ぶ事になりました。
元々代々に渡り葡萄栽培を行ってきましたが、1998年にフィリッポ・ガンバが引き継いだ後、2000年ヴィンテージから有機栽培を始め、ワインの瓶詰めも行うようになりました。畑とセラーでの仕事はフィリッポと彼の妻エリサの2人でほとんどをこなしています。
フィリッポは話す時身振り手振りで大きく感情を表現するイタリア人らしいとびきり明るい男です。
若いころサルサダンス教室に通っていて、そこでエリサと出会い、彼女を熱烈に口説き、見事結婚を果たしたそうです。
そんな彼は生まれ育ったこの地で幼い頃から葡萄畑を手伝い成長してきました。
地元の農大でビオディナミのコースで自然な栽培を学びました。
家族から受け継いだ畑への愛情は深く、ワイナリーの経営はワインや自然への愛情を試す自らの挑戦である、と語っています。「美味しいワインを生産する健康的な方法は存在する」ということを示す試みに情熱を注ぎ、そんな日々に幸福を感じていると満面の笑みを浮かべて話していました。
No.2【白】レ モーレ/ クアルティチェッロ
ヴィンテージ:2022年 価格4,620円 産地:エミリア ロマーニャ州 品種:マルヴァジア ディ カンディア アロマティカ100% 輸入元:トレジャーフロムネイチャー
【どんなワイン?】
葡萄の20%は収穫の一週間ほど前に枝を切って水分供給を絶ち、そのまま畑で自然乾燥(略称的にアパッシメントと表現)セメントタンクで果皮とマセラシオンを21日間行い12ヶ月間熟成、温度管理無しでノンフィルター。
外観は非常に濃い黄金色をしています。しっかりとしたタンニンがあり力強い味わいです。
ワイン名は葡萄畑へと導いてくれる道の名前から。
柚子、金柑、金木犀の華やかな香り。洋梨のような熟れた香りがあり、時間が経つと紅茶の香りも出てきて次々と香りが変化します。味わいもアタックから余韻まで、芳醇で隙間がありません。しっかりとマセラシオンした飲みごたえもある熟成も楽しみなヴィンテージとなっています。
【どんな造り手?】
クアルティチェッロは現当主のロベルトが24歳の時にエミリア・ロマーニャ州モンテッキオ・エミーリア地区の葡萄畑を購入し、2001年に設立されたワイナリーです。
彼らの所有する畑はアペニン山脈の麓のヴァル・デンツァにあり、同名の川に隣接しています。面積は僅か5ヘクタールのとても小さな畑ですが、土地に対する尊敬を持ちながら、土着の葡萄栽培と醸造学を学び、学位を取得。ワイナリーが始まってから現在に至るまで、栽培と醸造両方の全ての管理をしています。
幼い時に祖父もワイン造りをしており、ロベルトは小さな時から祖父の仕事やワインを見ていました。後に自然なワインに目覚めた時に、それらのワインと祖父の造っていたワインに共通する部分がある事に気付き、衝撃を受けました。
その出来事がワイン造りに対する気持ちをさらに強く駆り立てたのです。
彼の畑は砂質と粘土質の合わさった土壌構成をしており、グイヨー式で葡萄樹は栽培されます。付近の浅瀬にはたくさんの砂利が含まれていて、葡萄に芯のある酸を与え、彼らのワインの大きな個性の元になっています。オーガニックの認証を取得しており、農法の中にはビオディナミも取り入れています。植物病害から葡萄を守る為、銅と硫黄のみを使用し、肥料には自然な物を使用します。
自然環境に負荷をかけない誠実な農作業により、畑内で特有の微生物が増殖していきます。土地の個性を持つ野生酵母を備えた強い葡萄が育ち、醸造においては酵母や過度の亜硫酸を添加せずとも健全なワインになって行くそうです。
No.3【赤】ヴィーノ ロッソ レッジェーロ /プランツェック
ヴィンテージ:2021年 価格3,850円 産地:トレンティーノ アルト アディジェ州 品種:スキアーヴァ60%、ラグレイン30%、メルロー10% 輸入元:トレジャーフロムネイチャー
【どんなワイン?】
トンスルと同じく標高が高い畑。樹齢30年の粒も大きく力強い樹のブドウを使用。
除梗してマセラシオン3日間。その後果皮と分離させてモストの中にカロリーネのヴィナッチャを加え更に発酵。2/3はトノー、残りはステンレスに移し替えて熟成。
"赤ワインの色と味があるワインだが白ワインのような繊細さを持つワイン"。
混醸されていますが、マルティンの思うスキアーヴァの良さが特に素晴らしく表現されています。
ザクロやフランボワーズ、香りの中にスキアーヴァの色気が出てきてフレッシュさだけではなく香りも豊か。
淡く酸がしっかりとしたタイトな果実感。ビターな余韻と奥の方にかすかに感じるクレームドカシスの甘い雰囲気。杯を重ねるごとに味わい深くなっていきます。
【どんな造り手?】
プランツエックでは2001年からマルティンが小規模にワインの醸造を始めました。当初は酵母やバリックを使用する近代的なワインに傾倒していましたが、畑は父の代から無農薬で栽培され続けてきました。ある時友人がナチュラルなワインを造っているのを聞き、マルティンは興味を抱きます。少しずつナチュラルな醸造を試み、2009年には自然酵母発酵とセレクション酵母に醸造を分けて行い、ワインの比較をすることにしました。答えは醸造から10カ月後に解りました。
自然酵母のワインの方がよりテロワールを表現できると確信。それから2010年以降はすべてのワインを自然酵母発酵で行うようになり、畑ではビオロジック、ビオディナミも取り入れ始めます。自分たちの進む道をさらに明確にするために、今まで以上に他のナチュラルな生産者、そして伝統的な造り手を訪問してワインを学んでいきました。彼らの来客室にはたくさんの偉大な生産者たちのボトルが並んでいます。これらの多くを訪問して刺激を受けてきたそうです。
マルティンはワイン造りにおいて最も重要なことは畑だと言います。彼らの畑は大きく分けて2カ所にあり、一つはカンティーナの目の前にある標高300メートルの北西向きの畑。もう一つは標高700メートル近い南東向きの畑です。斑岩地質であり活火山だったころのマグマが固まってできた火成岩(玄武岩、花こう岩)を多く含みます。粘土も混ざっていますが水はけが良く、標高が高い畑では粘土質がより強くなります。栽培品種は伝統的なスキアーヴァやラグレイン、ピノ・ビアンコに加えて、マルティンがまだ近代的なワインを目指していた時の名残で、ソーヴィニヨン、シャルドネ、メルローなどの国際品種が現在も栽培されています。祖母の代から引き継いだペルゴラ仕立て、新しく仕立てた日当たりの良いスパリエーラが混在しています。プランツェックのすべての畑は森に隣接しており野鳥も多く生息しています。森は葡萄が違う植物が近くにあることで刺激と自然な涼しさをもたらしてくれます。アルト・アディジェ特有の厳しい急斜面で栽培されていますが、その作業をマルティンは土地の伝統と潔く受け入れ、父の代から続くナチュラルで誠実な仕事を継続しています