ヴィナイオータが誇る”鬼”コストパフォーマンスワイン「イル ヴェイ」数量限定入荷!

ヴィナイオータが誇る”鬼”コストパフォーマンスワイン「イル ヴェイ」数量限定入荷!

ミラノから南東に100km、ピアチェンツァから南西に30kmの場所にあるルレッタ渓谷の中心部ピオッツァーノで、家族でワイナリーを営むイル ヴェイ。ワイナリー名のIl Veiは、ピアチェンツァの方言で「Il Vino(そのワイン)」を意味していて、最初に農場に付けた名前をそのまま引き継いで付けられました。昨今の資材高騰(ボトル、コルクなど)の中でも光るコストパフォーマンス。お試しください。

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エノオグ店長・小松より

今年の6月、初めてボローニャを訪れました。
ボローニャ・レッドがとても美しい街でした。
エミリア=ロマーニャ州自体も今回が初めてです。

この州の魅力といえば、やはり食文化の素晴らしさです。
「イタリアの食卓」と称されるだけあって、名物が数多くあります。
その中でも代表的で、小松が特に好きなものを挙げてみます。

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1. パルマ(Parma)

* パルミジャーノ・レッジャーノ DOP
  世界的に有名なハードチーズで、熟成期間によって風味が変化します。
* プロシュット・ディ・パルマ DOP
  天然塩のみで熟成させた生ハム。パルマの丘陵地帯の風が熟成に適しています。
* クラテッロ・ディ・ジベッロ DOP
  豚のもも肉の中心部だけを使った高級生ハム。冬の湿潤な霧が熟成の鍵となります。

2. モデナ(Modena)

* アチェート・バルサミコ・トラディツィオナーレ DOP
  樽を替えながら12年以上熟成させる伝統的なバルサミコ酢です。
* ランブルスコ DOC
  赤の弱発泡ワインで、サラミや生ハムとの相性が抜群です。

3. ボローニャ(Bologna)

* モルタデッラ IGP
  香草や胡椒を加えた大型ソーセージで、日本のボロニアソーセージの元となりました。
* ラグー・アッラ・ボロニェーゼ
  肉の旨味を生かしたミートソース。タリアテッレと合わせるのが伝統です。
* トルテリーニ・イン・ブロード
  肉を詰めた小さなリング状パスタをブロード(スープ)でいただく料理です。
* ラザーニャ・アッラ・ボロニェーゼ
  エミリア地方を代表する家庭料理です。

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Il Veiは、エミリア=ロマーニャ州北西部のピアチェンツァ県に位置します。

造り手のサヴィーノには、来日した際にヴィナイオッティマーナ(茨城県つくば市で開催される生産者が集まるワインイベント)で初めて会いました。
飾らない人柄と、素朴で親しみやすいワインの味わいがよく重なります。

Il Veiは地元密着型の小さな生産者で、イタリア国内でもなかなか見かけることがありません。そのため日本に入荷するとすぐに完売してしまいます。

ワインは基本的にすべて微発泡です。
日本向けにはできるだけボトリングのタイミングを遅らせ、発泡が穏やかな状態で出荷されます。

今回はおよそ10種類のワインがラインナップしています。
人気ゆえにリクエストしたオーダーの1/3も仕入れできず。早期完売にご注意ください。

 

【イル・ヴェイについて】

ミラノから南東に100km、ピアチェンツァから南西に30kmの場所にあるルレッタ渓谷の中心部ピオッツァーノで、家族でワイナリーを営むイル ヴェイ。現当主サヴィーノと妻アンナは、大量生産、大量消費によって大地が汚染されていく状況に危機感を感じ、1980年代に都会の生活を離れこの場所で土地を買い、小さな家を建て、ブドウ樹を植えました。

美食の街ボローニャの西側、エミリア地方は、生ハムやサラミなどの豚肉加工食品の一大産地であり、パルミジャーノを中心としたチーズが多く手に入ることからも古くから発泡性ワインが好まれてきた地域で、イル ヴェイは糖分も酵母も一切添加せずに、ワインを早めにボトリングして、瓶内で二次醗酵させたフリッザンテを造っています(ヴィナイオータ用にはボトリングのタイミングを遅らせあまり発泡していないものをお願いしています)。ワイナリーは創業当時から地元密着型の量り売りをしており、注文があった分だけボトリングし販売を行っていることも特徴の一つです。

ブドウ畑は当初1ヘクタールほどでしたが、現在は8ヘクタールになり、ボルドー液以外の農薬を一切用いない有機農法を実践しています。ワイナリーではブドウのプレス時に若干量の二酸化硫黄を使うのみで、ボトリング時は一切添加していません。ワイナリー名のIl Veiは、ピアチェンツァの方言で「Il Vino(そのワイン)」を意味していて、最初に農場に付けた名前をそのまま引き継いで付けられました。1991年生まれの愛息リッカルドは、2017年から本格的にワイナリーの仕事を手伝い、父からワイナリーを引き継ぐ準備を始めました。

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